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130908 周到なプレゼンストーリーとやりきった招致委員が2020年東京開催をゲット!

2013年09月08日 | アフターセブンティ

 朝5時にめざめTVをつけると2020年オリンピック開催地の選挙結果発表まじかだという。マドリードがイスタンブールと同票2位で再投票で予想外の敗北、日本とイスタンブールの最終決戦、日本が60票を確保して圧勝。朝の日本列島は7年後の東京開催が決まり沸き立った。

 20時からBS1で1時間弱のプレゼン完全版放送があった。どこかの招致コンサルタントに依頼して、100名近いオリンピック委員の性格、価値基準を知り尽くして、最終プレゼンのストーリーと各プレゼンテイターの役割明確化とロールプレイングを徹底したらしい。人物と内容と映像効果が見事にマッチング、100点に近い内容ではなかったのか。

 皇室からの助っ人、高円宮妃久子さんの国際社会への感謝と自らのスポーツ支援活動を通じた応援スピーチ(仏、英語)からはじまり東北出身、パラリンピック走り幅跳び選手の佐藤真美さんの笑顔をたやさず明るく訴えたプレゼン、竹田会長やさらに副会長の水野さんが人格がにじみでてよかったね。元女性アナウンサー滝川クリステルさんのフランス語によるおもてなしスピーチ、そして安倍首相の原発汚染水問題への懸念払しょくプレゼンもご本人のオリンピックをみたあとアーチェリーに取り組んだ話を交えて秀逸であった。猪瀬知事は奥様の49日にあたっていたとか、その中で熱弁、誰もが行きたいところに時間通り行ける国は日本しかないなど訴求、ほかのメンバーも大奮闘、よく英語のスピーチ覚えたものですね。今回は総力をあげたロビー活動も効いたようだ。

 要するに東京開催は資金も4000億円確保済み、交通網もばっちり、半径8キロ圏内でスムースに開催可能、スポーツフォーツモロウ、スポーツ振興に現在、未来において日本は世界に貢献できる、そして心に残るおもてなしで来られたお客様に大満足を提供する、オリンピック委員会は日本を選ばずしてどこを選ぶのですかといった感じで圧勝だったね。50分間のすばらしいプレゼンテーションでした。

追いつけ追い越せの目標がないとどうも日本人はまとまりきらない。7年後のいい目標ができた。安倍首相も世界に大見栄を切ったわけだから東北復興、原発後処理、デフレ脱却、財政改革、成長戦略を成功させるしかない。シリア問題はあるにせよ株価再上昇に期待がもてる条件は整ったね。

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