ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

130904 体力と緻密さが要求されるロクロ陶芸、30センチ大鉢に挑戦!

2013年09月04日 | 趣味と交遊

 朝晩めっきり涼しくなった。どうやら台風も温帯低気圧になったとか。それでも四国や名古屋周辺、大雨だとか。関東エリアでは竜巻の被害が大きい。竜巻なんてアメリカの話とおもっていたが異常気象大変だ。ここ数日、車や火災保険の更新で保険料の高さに驚きだがこの異常気象災害がらみの保険金支払いは数千億にのぼるとか。保険会社も大変ではあるがしょっちゅう災害があるわけではない。社員の賃金もマスコミと並んでハイレベル、1000万社員がうじゃうじゃいる。

 ロクロ陶芸をはじめてはや1年。なかなか上達しないが家内からの要望はとにかくでかいやつ。もう食器棚には普通の食器はあふれるくらい詰まっている。ロクロを始めたからには30センチ以上の大物に挑戦せねばとガイド本に書いてある。プロは1.5キロくらいの土で挽くことがことができる。アマチュアは2キロで作陶できたら優秀とある。2キロの粘土で先生の助けも得て作ったのが左側。26.5センチにとどまった。右が3キロの粘土で挑戦したもの。

 いつものように作陶前に菊練をして空気抜きをするのだがこれが大変な力仕事。涼しくなったとはいえ10数分練っていると汗がでてくるし腕の筋肉もへとへと。成形後に移動しやすいようにカメ板のうえに粘土をおいて、さらに滑らかにするため土の上げ下ろし(土殺し)をやるのだがこれもなかなかの力仕事。スムースに上げ下げできない。なんとか高台くらいの径に筒状にしてへらで徐々に30センチにむけてひろげてゆく。これを急ぎ過ぎると引力が働いてふちがしなってしまう。あわやという時にまたもや先生にヘルプ!なんとか復帰してようやくできたのが右の大鉢。高さ7センチ、幅31センチ。発泡スチロールのケースに保存、湿気をたもちながら2週間後、カンナで削って最終成形をする。力と繊細さが合わせ要求されるロクロ陶芸、11月20日の登り窯での焼き上げ後が楽しみである。

コメント
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