ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

121023 24節季の18番目「霜降」、赤く咲いても冬の花、さざんか撮る!

2012年10月23日 | 趣味と交遊

ここ数日、季節の変わり目に必ずでてくるアレルギー性鼻炎のくしゃみに閉口している。花粉症ではないが血管収縮性鼻炎とか医者に言われた記憶がある。冷気にあたると鼻の奥がむずむずしてきてくしゃみとなる。時、あたかも24節季では18番目の「霜降」、10月23日ごろ、冷気が上って霜となって地上におりる。北の国から紅葉が始まる季節というわけ。わが家の庭のさざんかのつぼみが開いて可憐な風情を醸し出している。

山茶花はツバキ科の常緑小高木、椿よりこぶりの花が咲き花弁は一片づつ落ちる。初冬の季語である。

・山茶花のここを書斎と定めたり(正岡子規)   ・山茶花の長き盛りのはじまりぬ(富安風生)

山茶花といえば大川栄作の「山茶花の宿」を思い出す。「曇りガラスを手で拭いて あなた明日がみえますか 愛しても愛しても ああ他人(ひと)の妻 赤く咲いても冬の花 咲いてさびしいさざんかの宿」。最近はひさしくカラオケに行っていないが昔はよく歌ったものだ

30分おきくらいに撮影する。気温が上がり始めるとともに少しづつ花弁に隙間が生じてくるがなかなか開かない。太陽の光をうけて濃い緑の葉が光を反射する

所用で出かける。3時間後帰宅して撮ったのが1枚目の写真。インターバル撮影というのができると取説にかいてあったように思うがやったことはない。しかしこのように撮ってみると植物も生きているということが実感できる。「きれいに咲いてくれてありがとう」と話しかけると「いいえ、どういたしまして」と声がかえってきたような気がする。霜降の一日でした。

 

 

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