ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

40年ぶりの同志社カレッジソング、わが青春のノスタルジー

2010年11月04日 | わが青春の日々
 
わが母校、同志社大学のキャンパスフェスタと交友会福岡支部の総会懇親会がアクロス福岡国際会議場で開催され、40数年ぶりに大学の香りをかいだ。来春の入試を控えた学生、親など100名あまり、OB、大学関係者など300余名の集まりで盛会だった。グリークラブの合唱するカレッジソングを久方ぶりに聞いて、なつかしき青春時代の想いがよみがえり血が騒いだ。昭和43年に卒業して以来、ビジネスの世界に埋没、一部友人との賀状交換が継続するのみで接触はないに等しかった。勤務地が大阪から九州、沖縄など西日本中心になったため大学時代の友人との交遊は疎遠になってしまった。
 このフェスタは福岡県人に創立135年の同志社のよさを知ってもらうのが狙いで開かれたようだが、受験生へのアドバイザーとしてあいさつした3人の女子大生はなかなかはつらつとしたあいさつで大したものだった。政界、財界、官界との立ち位置のブレが目立つ昨今の情勢下で、「良心が全身に満ち溢れたますらおを育成する」として新島襄が設立した同志社、今こそその真骨頂を発揮すべき時が来たというわけだ。

 学長のあいさつの後、神学部OBで「知の巨人」インテリジェンスの雄として知られる佐藤 優氏の講演があり学生時代の思い出、神学部があってこそ総合大学、世界の読み解き方など知的情報の豊富さに圧倒される。やはり凡人とは頭脳構造がちょっと違うような感じで、どの教授の教えが自分の今を決めたのどうのとその記憶力はけた違い。ロシア、北朝鮮、中国の動きなど勘所の押さえるにはそれぞれの歴史体験がどう影響しているか押さえねばならないなどおもしろかった。
 講演のあと、交友会福岡支部の総会が開かれ新役員が決まったようだがOBは福岡県で1300人くらいいるらしいが今回100人の参加で43年卒業生など数人しかおらず、知ってる人はこの会を紹介してくれた人以外皆無で、さびしい想いがしたがリタイするまでまったく大学のことは頭になかったのだから仕方がない。
 場所を西鉄インに移して懇親立食パーティが開かれた。ここでもグリークラブの演奏からスタート、関係者紹介で時間がくったが約二時間行われ、最後にカレッジソングの合唱で終了。今後は福岡良心塾と銘打ち交流しているようなので、遅ればせながらぼちぼち交流を深めてゆこうと思う。
コメント
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