ショップ ダンケ

ドイツ雑貨「ショップ ダンケ」のオフィシャル・ブログ

月見の夕べ

2002-10-05 00:00:00 | インポート
ドイツで、長らく遊んだツケが、どーんと回ってきている。センセ業は、ことのほか忙しく期末試験、採点、後期の準備と首がしまる毎日だ。部屋に散らばる学生の答案や、本で、カッチイの部屋は、足の踏み場がない。本質的には、整理好き(ホントよ!)だから、部屋が汚いと、いらいらしちゃう。自分の決めた場所にあるべき場所にないと、ないないないと探しまくるタイプです。ふうう

さてさて、昨日の夕方、気の合う同僚たちと、お月見の夕べとなりました。いえいえ優雅なもんじゃなく、学校近くの公園の藤棚の下での酒盛りだったの。大阪の町のどまんなか、ささやかながら小さな公園がビジネス街にある。宅配のピザやコンビニで仕入れた乾きものをつまみに、缶ビールで乾杯!トイレは、コンビニを借りるというカジュアルさ!みんなで、夜空の円テーブルを囲んで、日ごろのうっぷんを発散させた内容は、もちろんヒミツなんだけど、面白かったわあ!お月さんも私たちを笑っていたことでしょう。

暗い公園で、なんていうのでしょうね、十数人の若者たちが、アクションの練習をしていました。デパートの屋上なんかである「仮面ライダー」のアトラクションショーなんかじゃないかで、皆で言い合ってたんだけど、リーダーの指揮のもと、彼らは真剣に、機敏に動きまわっていた。アソビじゃないらしいというのは、傍目にもわかった。スキじゃないとできないことね。何にせよ若者の汗というのは、すがすがしいものだ。

この公園は、朝は、犬の散歩に近所の人が集まってくる。いろんな犬が見れるので、カッチイは、通勤路に、この公園の中を横切っていく。出勤前に、たばこを一服吸うサラリーマン風の人やOLがいたりして(うちの学生がいることもある)それぞれ短い寛ぎタイムを楽しんでいる。日中は、小さな子供たちを連れたお母さんたちが来るようだし、なかなかいい感じなんだ。

都会の専門学校というのは、高校のような運動場みたいなところはないのが、かわいそうなところだ。大学は、ますます郊外に移転していくようだけど、私たちは、こういう公園をオアシスにしているのだ。