大阪に4つもオケは必要か? 統合、共存、四番バッターばかりでは…橋下改革の命題に4オケ指揮者が大議論
ネットサーフィンしてたら、産経WESTの2015年5月12日の古い記事だが、面白い記事を見つけた。(長文です)
この関西の4大オーケストラの指揮者たちの議論は、興味深い。ショップダンケは、音楽雑貨の販売を、クラシックのコンサートのホールや音楽祭で、音楽雑貨の販売をさせてもらっている。
門前の小僧で、ホールから漏れてくるオーケストラの音楽を聴いて、弾みがついたのか、うちのダーリンは、クラシック音楽を聴くのが、とても好きである。
70代の大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者の井上道義氏は、ラジカルで、一都市で、一つのオーケストラでいいと考え。
50代の指揮者、関西フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者の藤岡幸夫氏と、日本センチュリー交響楽団首席指揮者の飯森範親氏は、4つのオーケストラが競合し切磋琢磨すべきとの主張、
長老の80代の「現在、NHK交響楽団の正指揮者(終身職)」外山雄三氏は、トッププレイヤーの集合体だけが良いオケではないとし、同じ街に4つのオーケストラが存在してどうしたら良いのか、誰にも答えがないのではないかとお茶を濁した言い方。ただ、クラシック音楽のレベルは、昔に比べると格段に進歩したと、歴史を知るものとして語った。
いや~大阪は、橋下徹・大阪市長が府知事時代に文化事業の補助金を大幅にカット!
お客さんがガラガラでも、補助金があるからとあぐらをかいて、自助努力してこなかったオーケストラ、ホールに責任があるという橋下氏の意見に、賛成するワタシです。文化事業に携わるものは、サバイバルできるか戦々恐々!
良くも悪くも、橋本改革が、大阪に風穴を開けた。
井上道義氏が、50代の指揮者たちが「オレのオーケストラ」的な雰囲気で、議論している匂いに、鋭く反応。
営業活動として、ワタシ、日本センチュリー交響楽団のパーティに、紛れ込んだことあります。「飯森範親の時代」を打ち立てるという、日本センチュリー交響楽団のスタンスが、ぷんぷんだった。
しがぎん経済文化センターの催す「リラックスコンサート」で、物販として「ショップ ダンケ」が入ったとき、関西フィルの藤岡幸雄氏、真近で見て、わあハンサムと思ったが、「オケをつぶしたら、ホールもつぶれますよ」の発言は、いただけない。
その音響効果の良さで、世界的に名をはせる「フェスティバルホール」がリニューアルして、ホントにすごいホールになって、うんとおしゃれになった。フェスティバルホールの公演カレンダーを見ると、クラシックばっかりやっているわけでない。Jポップの大物が、どんどんホールを抑えている。
こっちのほうが、断然、集客できるからね。
オーケストラだけが、音楽でないと、クラシックファンに、チクリと言いたい。若いアイドルが、歌って踊るのに、ファンは熱狂する。渋いライブハウスで、ジャズに耳を傾ける紳士もいる。演歌歌手は、しぶとく安定的なファンがついていて地方のホールを確実に埋める。愛しの福山雅治は、ドームツアーを敢行して満席にする。エンターテイメントに徹しているのだ。彼は、プロとして、演奏会場を、満員にする努力をいとわない。
自分が、歌うことが、なんったて好きな人は、カラオケに集う。
音楽の種類、幅が、広がった分、聞き手は、自由に、好きな音楽の海で、泳ぐ。どれだけ、集客できるかは、企画力と宣伝力だと思う。
せっかくおカネを出すならと、いいものをと思うクラシックファンもいる。ダーリンは、明日、フェスティバルホールのニューイヤー・コンサート2018 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団の公演に行くそうだ。クリスマスマーケットを頑張った自分へのご褒美なんですって。
ワタシは、行かない。仕事上で、トラブってる某SEO対策の会社と補てんの交渉の電話待ちがあるから。ヴォルフィを、事務所に連れて行こう。
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