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Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

WF2017夏の卓番

2017-07-09 17:56:15 | フィギュア
    右手の中指痛い 腫れてる!!


エアブラシのハンドピースの微調整のし過ぎで右手に指に力が入り中指が痛く腫れておる

腫れて中指だけがあまり曲がらん。 使い辛いな~ 

指のパーツ替えも可能ならば嬉しいのにな…。





夏に参加する WFの最終通知が届きました。



   【 ディーラー名 : Vastra-da(ヴァストラーダ)】

    卓番 8-29-16


またイベントに近づいたら改めて発表させていただきます。






    こりゃ~早めに店番さんに伝えねば


地元からは私一人参加で兄貴たちも今回は行かないので 私一人だとブースから動けねぇ…どうしたものか と悩み、東京在住の多忙な友人に店番を頼みました。

   快く引き受けてくれた  これで『 狩り 』に出かけられるわ


こういう時、東京に居てくれてオタク趣味を拒否らない友人はありがたいよね  ( 現地集合で千葉の幕張まで来てくれ!というのだから鬼である )


いつも上京する時は私は観光はほとんどせず資材調達を目的としているので地元から誰かをお供にしようとすると私に振り回されるわけでして 申し訳ないのもあるし自由に動けないってのもあってね~


いやはや、友人には感謝です アリガト!!

串に刺さった塗装中の『 鶴繭 』

2017-07-07 19:36:48 | フィギュア
今年も鶴繭(つるまゆ)を作っています。

昨年も同じことを思ったのですが…


    とにかく塗装の作業量がハンパねぇ~


昨年はじめて新作としてほんの数体出品したのですが、あまりの作業量の多さに もう作りたくねぇ~とさえ思っとりました。

おまけに塗り方など一年経つとすっかり忘れてしまい、前回見本として作った鶴繭を手元に置き塗り始める始末

『 餅鳥 』もそうですが、毎年同じ塗り方・色合いではございません。

言ってしまえば 塗装の色調合は気分次第で同じ物は作れねぇ~んだよ というわけです、はい。


     完成まで気が遠くなる…

画像の状態で2割程度仕上がったくらいなのよ。  まだ2割!!!


当然パッケージも 木箱に入れてお渡しするので、この塗装作業量を販売金額にしたら安いとは思うが値段は変えないよ!


    このくらいで調度いいのさ~


まだまだ塗装待ちの作品が多数いるので頑張らねばね

串に刺さった塗装中の『 焼き餅猫 』 と 『 餅鳥 』

2017-07-06 13:05:21 | フィギュア
ここ数日、本業トラブルのせいでバタバタと動きっぱなし

大人になっても年だけとって法律や制度だの社会の仕組みというものを全く理解できていなかった私は今更ながらチンプンカンプンで初めて知ることばかり。

ひとつひとつ丁寧に教えてもらいながらホフク前進しておる。


    社会の仕組み…難し過ぎて難儀なものよ





さて、 イベントに向けても作業をしておりますよ。

今回 新作となる【 福゜猫(ぷくねこ)】も仕上がってきてます。

お餅を焼いた時に現れる『 ニャンコ 』ですよ


     顔の表情が全部違うのだよ

餅の焦げの塗りが難しいね

それでも可愛らしく仕上がったので イイんじゃね

完成品で持ち込みますよ~



そして、こちらは毎年人気の 【 餅鳥 】さんです。 ※ 塗装途中よ!

     これだけ見たらわからんよな~

これは『 クチバシ 』の塗装中の画像です。

色がついてはいけない所にはマスキングで綺麗にガッチリガード!!

マスキング作業に手を抜くと全てやり直しという最悪の結果に繋がるので、たとえ手間と時間がかかっても手を抜けないのが面倒くせぇ


    小さなクチバシの塗装だけに3種のグラデーションをかけます!!


ベタ塗りや単色塗りでは表せない絶妙な『 存在感 』が出てくるのですよ

乾いてからマスキングを剥がすと…


     マスキング完璧 キレイな仕上がりよ

まだ餅鳥さんの瞳は煮付けた魚のように『 白目 』です

クチバシもさらに墨入れをしなくてはいけません。

餅鳥の眼を描くのもかなりの集中力を要します。いかにドールアイのように描き、輝かせるかが重要っす。


今年の鳥はほわ~ん とした淡い色合いでまとめてみました。

昨年ブースに来て下さったお客さんの中に 文鳥みたいなのが欲しいな~ とのお声を聞かせていただいたので今年も桃色のクチバシの文鳥みたいなもの拵えてみました。

幸せの青い鳥 』も一匹だけ混ぜてみた

今回も全て違う塗装になっているので自分だけの作品を選んでいただけたらと思っとりやす。


    直感で決めるも良し、数十分悩んで決めるも良しですよ


さて、鳥の眼でも描きますか

ズバッと断髪

2017-07-05 22:52:16 | 日常
髪を切った。


いつもイベント前になると 身なりをきちんとして挑まねば と美容室に行っていたのは毎年恒例です。


私の髪は黒髪ストレートロングでが付くほど長かった

    髪が腰まであったのよん


ですが、さすがにここまで長くなると不便な事もでてくるってなもんで…。

最近じゃ~ほとんどが結びっぱなし。


だけど髪の手入れは欠かさなかったので痛みもほとんどないのが自慢でしたのよ

    黒髪維持に結構気を遣ってたんすよ


長くなればやっぱり綺麗でないと汚く見えるからね。


だがしかし!! ここ数ヶ月前から切りたい衝動にかられてついに切った!!!


もうここ十数年の間、超ロングだったのに


    40cm以上バッサリ切ってやったわい

髪が腰まであったのに顔のアゴくらいの長さまで一気にチョッキン!! 結ぶことすら出来なくなった。


    あんた誰!? って感じになった


お風呂上りや朝起きた時なんかは『 貞子 』みたいだったからね



短くなった髪を見た甥は私に向かってこう言った。


    なんか…老けたね…。


    な、なんやとぉぉぉ !?
   ( 甥はあっさりと『 禁句 』を口走ったのだ )


    老けた? 髪切って老けたん!? 普通逆じゃね!? 髪色茶髪にしてみる? パーマかけてみる?

年齢不詳が私の『 持ち味 』だったのに、甥の一言で我を失う


    落ち着きなよ。 前髪をピンで留めるか、もうちょっと切ってみたら?

なので、もうちょっと自分で前髪をチョッキン。

前髪切って正解でした。



      『 年齢不詳 』の魔法が蘇った
       ( なんとか窮地を脱出成功 )


しかし、短いと長いよりも日々のケアが大変であることが分った。


世の綺麗な女性たちはすごい頑張って努力してんだな~と改めて尊敬したよ

新月、黄金色の瞳を持つセイレムを見送る

2017-07-04 17:21:00 | パセリ & セイレム(工房の猫たち)
肝っ玉母ちゃんパセリ同様、喫茶店経営時にはお客さんに愛され看板猫だった仔。

家族みんなに愛され生涯『 お嬢 』だった セーちゃん



6月23日に亡くなり、パセリ母ちゃんや先に逝った兄弟たちのもとへと旅立っていった。


翌日、 パセリが眠る隣りに埋葬することになった。

パパさんたちが穴を掘った。甥は数年前のパセリを埋葬した時と同じように泥だらけになりながら掘った。あの時と同じように…。


パセリを埋葬した時にママさんは 天然石を数個一緒に埋めた。


ひとつ、ひとつに意味が込められた天然石。

それをママさんや私もすっかり忘れていたのだが…甥が何を思ったか突然言い出した。


    パーちゃんの時は石を埋めたからセーちゃんにも


   ママさんと私 : 何を言い出すのだ???


数年前にもかかわらず甥はその天然石に込められた石の意味もすべて覚えていたのだ。

パセリと共に埋める時にママさんが甥に説明していたのを数年経った今も覚えていた。


それを思い出したママさんは セイレム用の天然石を数個用意して一緒に埋めることにした。


たくさんの花・おやつ・天然石・皆から愛された記憶・皆の感謝の気持ちを持ってパセリのもとへ…。




      セイレムを見送った日はちょうど新月だった


数年前、パセリを見送った日は『 スーパームーン 』だった。



6月21日の セーちゃん


   

   

   

この二日後に…。

眼にもチカラがあり、とてもきれいな黄金色の瞳



セーちゃんは生きている時にいつ死んでもおかしくない出来事が事故も含め何度もあった。


それでも凄まじい強運と生命力で何度も復活した。

パセリと同じようにセイレムは死なないと思っていた。

それはママさんも思っていたそうだ。




    セイレム、生まれてきてくれてありがとう

   パセリの仔としてここに来てくれてありがとう!!!

   楽しい時間をありがとう!!!

   また皆で戻っておいで



やっぱり感謝の言葉しか出てこなかったよ。





心配性のパセリがきっと迎えに来ているはずだったからセーちゃんが昇ってゆくのに私は心配はしていなかった。

それでも、いつまで経ってもコロコロした仔猫のような愛らしいセーちゃんにもう会えないのだと思うと…どうしても涙が…ね。



土をかけられ眠りにつこうとしているセイレムにママさんが セイレム!!ここでの生活は楽しかったね~ と笑って話しかけていた。

楽しい思い出ばかりを持って逝ってほしい

ママさんはパセリの墓石に新たにセイレムの名を刻むと言っていた。