
家族みんなに愛され生涯『 お嬢



6月23日に亡くなり、パセリ母ちゃんや先に逝った兄弟たちのもとへと旅立っていった。
翌日、

パパさんたちが穴を掘った。甥は数年前のパセリを埋葬した時と同じように泥だらけになりながら掘った。あの時と同じように…。
パセリを埋葬した時にママさんは

ひとつ、ひとつに意味が込められた天然石。
それをママさんや私もすっかり忘れていたのだが…甥が何を思ったか突然言い出した。

ママさんと私 :


数年前にもかかわらず甥はその天然石に込められた石の意味もすべて覚えていたのだ。
パセリと共に埋める時にママさんが甥に説明していたのを数年経った今も覚えていた。
それを思い出したママさんは

たくさんの花・おやつ・天然石・皆から愛された記憶・皆の感謝の気持ちを持ってパセリのもとへ…。


数年前、パセリを見送った日は『 スーパームーン 』だった。
6月21日の





この二日後に…。
眼にもチカラがあり、とてもきれいな黄金色の瞳

セーちゃんは生きている時にいつ死んでもおかしくない出来事が事故も含め何度もあった。
それでも凄まじい強運と生命力で何度も復活した。
パセリと同じようにセイレムは死なないと思っていた。
それはママさんも思っていたそうだ。
セイレム、生まれてきてくれてありがとう

パセリの仔としてここに来てくれてありがとう!!!
楽しい時間をありがとう!!!
また皆で戻っておいで

やっぱり感謝の言葉しか出てこなかったよ。
心配性のパセリがきっと迎えに来ているはずだったからセーちゃんが昇ってゆくのに私は心配はしていなかった。
それでも、いつまで経ってもコロコロした仔猫のような愛らしいセーちゃんにもう会えないのだと思うと…どうしても涙が…ね。
土をかけられ眠りにつこうとしているセイレムにママさんが


楽しい思い出ばかりを持って逝ってほしい

ママさんはパセリの墓石に新たにセイレムの名を刻むと言っていた。