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Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

【 猫頭巾計画 】 猫支援の報告 (14)

2017-07-23 00:00:56 | 猫頭巾計画
ご報告が遅くなったけれど


    この7月に 【 猫頭巾計画 】を実行しました。


ハンドメイドバッグの売上金の一部を支援金として送りました。

ちょっとずつ貯めて支援させていただいてます。


ハンドメイドバッグを購入してくださった方の お代を使わせていただきました

猫たちのためにと個人で活動しておられるボランティアの方々を通じて、猫たちの『 いのち 』へと繋がせていただきました。



    今月末に造形イベントが千葉の幕張で開催されます。フィギュア収益の一部も支援させていただきます





今回は2つのボランティアの方々の所へ支援させていただきました。


      はしもとさくら猫の会 和歌にゃんず【 奈良県五條市西吉野多頭飼育崩壊 】
           ( http://wakanyanzu.blog.fc2.com/blog-entry-28.html ) 


こちらは奈良県の五條市で猫の多頭飼崩壊が起こりました。

寝たきりのお婆さんと年老いたお爺さんの2人暮らしです。 お爺さんも最近、肺病になられたそうです。

最初は2匹の猫を貰ってきたと聞きました。不妊手術をしなかった為に、そこからどんどん増え、今ざっと見るだけで20匹はいます。

おそらくその場にいない猫や隠れている猫も合わせたら30匹くらいはいるんじゃないかと予想しています。

場所は軽自動車でないと通れないような細い道を上りきった山の中でした。玄関を入るとすぐに、糞尿による悪臭が漂います。

部屋の中にも糞が落ちてあり、非常に衛生的に悪い環境でした。

このお宅では、沢山増えすぎた猫の食費がかかるため、猫達にはキャットフードより量が多いドッグフードが与えられていました。

犬は雑食、猫は肉食です。ドッグフードとキャットフードには、それぞれに最適な栄養素が含まれています。

そのため、猫はドッグフードを食べても生きていくのに必要な栄養素を十分に摂取出来ません。

内臓にも負担がかかり、必要な栄養素を摂取出来ないために失明や拡張型心筋症を引き起こすそうです。

お爺さんが自身のおかずを猫にあげてしまうそうで、最近では、カレーまで食べるようになったそうです。

猫には、タマネギなど体に毒になる食べ物もあるので心配です。 お腹が空いて、必死で餌に群がって来ます。

多頭飼育崩壊は不妊手術をして終わりではありません。 もし、このお宅のお爺さんお婆さんがいつかいなくなったら、猫達は置き去りになってしまいます。

この家で生まれてご飯を貰って生きてきた猫達は、この先どうやって生きていくのでしょうか。

   ( ※ はしもとさくら猫の会 和歌にゃんずさまのブログから抜粋引用させていただきました。 )


ボランティアの方々は保護をして里親さんを見つけるまで頑張ってくれています。

この方たちは『 仕事 』ではなく一文にもならない『 ボランティア 』として猫たちへの想い だけで動いてくれています。

それがどんなに大変なことか。

譲渡会でも高齢の方には仔猫を譲らないというのは正解だと私は思っています。

飼い主が死んでしまったら残されるのは猫たちなのです。

私の身にもいつ何が起こるのかわかりません。

なので私も『 みんな(我が家の猫)を見送ってからじゃないと死ねない 』と思い続け ライフが最後の猫かもしれないと日々考えています。

私に『 もしも 』の事があった時にはママさんや甥に坊主たちを託していく話しも何度もしています。


    甥よ、私に何かあったらアンタがライフ君たちをちゃんと見送ってからお前は死んでな

   甥 : わかった!! 大丈夫!!


そういう話し合いも必要となってくるのです。



多頭飼崩壊が起こったこちらに手術費や治療にわずかですが使っていただきたいと支援金を送らせていただきました





それと

今回も高速を使って東京から福島に通って猫たちの命を繋いでおられる動物救援隊さま。

      【 動物救援隊 - 福島原発地域に残された命の活動 -】
        原発地域に残された動物達の悲劇を忘れない。
        ( http://ameblo.jp/tsukuba-cats/ )


私が住む地域のから福島までの遠方地では通うことが出来ないので、こうして毎週高速を走らせ現場まで足を運んでくれる方がいてくれることが本当にありがたいのです

福島原発により救い出されず置き去りにされた猫たちの為に ご飯を届けに行ってくれています。

震災から数年経ち、原発で残された命を助けるべく動いてくれていたボランティアの方々の数もわずかとなってきています。

『 継続 』ということがいかに大変であるか、困難であるか…こうして続けてくれるのは本当に感謝しかありません

こちらの方も個人で活動されており、猫の不妊・去勢などの活動もされており活動資金が底を尽きつつあります。

これからもわずかずつですが支援できたらと思います




テレビで報道されなくなっても 今もまだ何も終わってなんかいないのですよ

忘れ去られた記憶の中で戦っている方がおられるなら、ほんのわずかでも私もお手伝いが出来ればと。

そう思えるのも皆さんが私の後ろで応援してくれるからです