近所の畑、奴らに見つかってしまった、蕪を持ち去る

作業部屋で裁縫をしておりました。

窓の外から


　　　ギャァァァ ウキィィィ ギャギャギャッ


それはそれは 断末魔のような叫び声 でございました。


　　　 な、何事 どこや 何の声や


近所の方は窓を閉めているので一切聞こえないのか、家に不在なのか誰一人としてその声に気が付いていないよう。


オイラは 仔猫が大きな猫に追われ噛まれた時の叫び声か、はたまた猫が鳥を仕留め鳥が啼き叫んでいるのか


　　　 ( ¯•ω•¯ ) どちらにせよ、我は助けにゆかねばならぬ


作業も放っぽりだし「 声 」がした方を２階の部屋の高い場所から確認する。


　　　 なにやら畑 （ 住宅の空き地の一角に 畑がある ） で茶色く動く物体発見


　　　 なんやアレ 茶色？？？　獣？？？　 タヌキか？？？ タヌキが２・３匹？？？


眼を凝らしてジィ～と見ると


　　　(☉ω☉) あっ…。　 おしゃる（猿）が畑の 野菜喰ってる…。


喰らう野菜は予想するに蕪（かぶ）っぽい

２～３匹のお猿が両手に持って喰らい、畑に植わっている蕪の葉っぱをむしって掘り起こし白いところだけ座りながら食べてる…。　　 お猿スゲェ～な


甲高い叫び声のような正体は お猿でした。


　　　 ホッとしたような～　そうでないような～


畑の横を通る人が現れ気配に猿も気が付いて警戒したのか、蕪をその場に落とし物陰に隠れた。

通行人が立ち去るとすぐに落とした蕪を拾って片手に持って 山の方へ去って行った。


どうやらオイラの部屋から見える 道路を挟んだ 山から下りて来たっぽい

　　　


だが

　　　 おしゃるに畑の場所を知られてしまった…。　畑の主さんはこりゃ大変だ


猿は群れで行動するので『 畑は身の危険はあるが、お金のいらぬスーパーが見つかった 』と情報が猿の間で流れているやもしれぬ