goo blog サービス終了のお知らせ 

Vastra-daの裏側

オリジナルフィギュア原型師。原型師が裁縫もするよ。求めるモノが探して無ければ『作ればいいじゃないか!』を実践中。

数ヶ月ぶりに会った黒猫さん、生きていた

2015-10-17 20:41:22 | 猫たち
会社帰りにデパートの中にある手芸屋さんへ寄った。

その帰りの出口で…


      あっっっ  お前さん生きておったのか


      にゃ~ん


いつぞやの黒猫さん。

以前、会ってからもう数ヶ月と会ってはいなかった。

この入口を通るたびに気にはなっていたものの…ずっと姿を見ることが出来ずに半分諦めていた。    死んでしまったかもしれんと…


慌てて 車にカリカリを取りに行く。

    いつお腹を空かせた猫に出逢うかわからないので車にカリカリを常備しています!


取りに行って戻ると一人の女子高生が入口付近にいる黒猫に気が付いた。


その黒猫を見て、あからさまに嫌そうな怪訝な顔をしていた。


空腹で人に近づこうとする黒猫を『 近寄るな! 』と言わんばかりに足で避けようとするので


    黒猫さんが蹴られたらえらいこっちゃ!!


猛ダッシュで猫の所へ駆け寄るとバツが悪いように猫を避けるように建物へ入って行った。


動物や猫が嫌いな人も沢山いる。
どうしたって嫌いなものは仕方がないし、それは分かっている。

嫌いはキライで構わないから、だからといって 危害を加えることだけはしないでほしい


黒猫だからだろうか… 薄汚れているからだろうか…    女子高生を見て悲しい気持ちになった




人気のない暗い建物の裏に 黒猫さんを誘導してカリカリをあげた。

空腹だったのだろう。 夢中で食べていた。

食べている時だけは触れるので触ってみると…    背骨がゴツゴツと手に当たり、お尻も脂肪も筋肉も落ち痩せてる

あきらかに数ヶ月前に会った頃よりも骨が手に当たり痩せていた。

尻尾を見るとなんやこれ 尻尾が半分ちぎれかけとんのか と慌てた

尻尾の半分からブラブラと黒い毛の束のような物がぶら下がっていた。

ならば急いで病院へ連れて行かなければ!!と恐る恐る尻尾を確認。


    フエルト状になった尻尾の毛束だった!!!


少しばかり長毛の黒猫さんなので、手入れをされることなく放置すると毛が固まってフエルト状態となるのだ。

長毛のパーちゃんの時も毛が固まってくるのでママさんがブラッシングを頻繁にしていた。


まだ尻尾と毛で繋がった状態だったが、このままではダメだと思い、ハサミもカッターも無いので手で少しずつ毛を千切るように切り離した。

    すんごい塊やった…。


これでもかというくらいカリカリを渡した。


今夜のお腹は満たされるだろう。


    この冬を無事越せるだろうか…と心配だが、会えるかどうかはわからないがまたちょくちょくご飯を持って様子を見に来よう。