僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

ボウズの悩み

2010-01-17 23:43:18 | Weblog
私が中学生のときは何故か全員男子はボウズにしなければなりませんでした。
五分刈りか三分刈りですっきりしますが学生服の襟元や肩口にフケが落ちて白くなるので
当時はフケ症なのかと真剣に悩みました。
毎日しっかりきっちり頭を洗っても、ますます降り積もる雪が如くにフケが散るのです。
女生徒の前の席だと嫌だなーと常に思い、思春期の悩みは尽きなかったのです。

ある日「中1コース」か「中一時代」の付録の小冊子に悩みQ&Aが載っていました。

そうしたらフケが出る人は、玉ねぎを摺って布巾に包みその汁を頭皮にトントンとつけると
出なくなると解説してありました。
「これでやっと悩みから解消されるぞ」と内心ガッツポーズをしていました。

しか~し家に玉ねぎが見当たらず、焦っていた自分はネギで代用したのでした。
ネギを刻んで布巾で包み頭をトントントントン繰り返しました・・・
その後頭をシャンプーで洗い流したのですが、心なしか頭がネギくさいのです!

そして効果の程はというと・・・ちょっとはでなくなりました。
ただ気休めの域を出なかったのではと思います。

玉ねぎではとうとう試すことなく終わりました。

日清 カップヌードル

2010-01-17 23:05:06 | Weblog


1971年9月、日清がインスタントラーメンをカップの中に入れた食品「カップヌードル」を発売しました。熱湯を入れ3分で食べられるという画期的な商品でした。

当時中学生の私は床屋の友人の所で勉強をしに行ったときこれを初めてご馳走になったのです。箸ではなくフォークで食べるというところもおしゃれやなーと思いました。

日清の安藤百福さんが開発した商品です。外人が紙コップに砕いたチキンラーメンを入れて
ポットのお湯を入れて食べるのを見て衝撃を受けたそうです。
また機内食で出たマカデミアナッツの容器を見て、カップヌードルの容器のヒントにしました。また具のエビを、フリーズドライにしてからも赤いままのエビ、インド西海岸でとれる
プーバランを探し出したのです。
様々な試行錯誤を繰り返してあの美味しいカップヌードルの発売にこぎつけたのです。

黄色の鮮やかな玉子焼き、味付けの濃い肉も入っていてお湯を注ぐだけで食べられるという
手軽さから機動隊や自衛隊などからも多くの需要が入るようになったのです。
1972年の浅間山荘事件の際にも多くの機動隊の役に立ったようです。

私はオリジナルのカップヌードルの他にシーフードヌードルも大好きです。