違う人生

有名高校、有名大学を出て、大企業に就職し、美人な奥さんと結婚するのが
人生の目的なら案外つまらないのかもしれない。

一生涯独身を貫き、好きな学問に身を捧げるのも一興かもしれぬ。

没個性的な平凡で危険を避けるだけの人生でいいのだろうか。

波乱万丈な人生もよし、独立して企業を起こすのもいいだろう。
独立しようとする人間、違う生き方を望む人間を非難したり、蔑んだりしないことが
今の日本人には大切なのではないだろうか。

離婚したとしても、いずれ再婚してさらなる幸福をつかむかもしれない。
浪人した上、無名大学を卒業するかもしれない。
でもいずれ大成するかもしれないのだ。

自らの生き方を反省するのはいいだろう。けれど異質な考え方を真っ向から否定するのは
変だと思う。

日本人は昔から「他人の不幸は密の味」という体質がある。
なんと下劣でさもしい民族なのだろう。

もっと寛大な優しさを持ち、危険で底辺を支える仕事に従事している人を
温かく見守れないだろうか。

限りある命、どうせなら互いを尊敬しあい、混迷している友にであったら
こころから応援してあげるのが人としてのなすべき倫であろう。

空返事

妻　「今度ラブリーボーン観にいこうね！？」

私　「うん、うん」

妻　「カラオケまた行こうね！　1曲歌うとカロリー消費するし～」

私　「うん、うん」

妻　「ちょっと話聴いてる？」

私　「うん、うん」

妻　「あなた、馬鹿だ～」

私　「ん？」　　突然我に返り　「んーん」と否定。

妻　「私、めんご！」

私　「うんにゃ」

妻　「」

空（から）返事と生返事は危険です！