僕の感性

詩、映画、古書、薀蓄などを感性の赴くまま紹介します。

ロッキー・ザ・ファイナル

2010-01-23 23:42:29 | Weblog
ムービープラスで「ロッキー・ザ・ファイナル」を観た。



最愛の妻、エイドリアンが他界し、彼女との思い出にすがって生きているロッキー。
息子も自分の不遇を父のせいにし、家出してしまう。
酔いどれの義兄ポーリーはリストラされ荒れ放題。

ロッキーは己の心の喪失感を埋めるかのように再びプロボクサーのライセンスを取得すべく立上がるのだ。


ビル・コンティ作曲のロッキーのテーマが懐かしい!




大学一年の9月7日に渋谷のパレス座という名画座で「ロッキー」「ロッキー2」の二本立てを観た。

孤独と挫折感、そしてアメリカンドリームを見事に描ききっていた。
体が身震いするほどの感動を覚えたものである。

このロッキー・ザ・ファイナルはロッキーへのオマージュ的色合いを帯びた作品である。


フィラデルフィア美術館への大階段を駆け上がる不朽の名シーンも再び見ることができる。

どんなに打ちのめされても  前に攻め続ける  決してあきらめずに

60歳のロッキーが世界チャンピオンに一歩も引けをとらないすばらしさ!
魂が打ち震う感動を再び覚えることができるのである!