うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

白馬村の桜②

2022-05-06 | 

昨日の続きです。今回は白馬村にある貞鱗寺と伝行山の桜を載せてみます。お寺や鳥居も桜の花と相性が良く、画面に入れて桜を撮ると、季節感と共に一気にその場所特有の雰囲気が出て来る感じがします。

                 👇貞鱗寺の桜
白馬村沢渡
にある貞鱗寺です。今年は積雪量が多かったので、境内にまだ残雪がありました。貞鱗寺は枝垂れ桜とカタクリが有名ですが、駐車場近くのカタクリの群生地は、雪解けが遅いせいかまだ花は咲いていませんでした。本堂前にある推定樹齢400年の枝垂れ桜は幹回りも太く、ここの主のような貫禄があります。

👇シダレザクラ

👇境内の桜の様子。

                  👇カタクリ
桜の木の下近くにあるカタクリは咲いていました。撮る体勢はちょっときつくなりますが、桜の花を背景にカタクリの花を撮る事が出来ます。
駐車場近くに囲いがしてあるカタクリの群生地がありますが、年々株数が減っている気がします。種子から花が咲くまで7~10年くらいかかるそうなので、そのサイクルの中で発芽などに関係する環境が徐々に変化していったのかもしれません。

                  👇伝行山の桜
白馬村新田にある伝行山の桜です。ここにも枝垂れ桜があり、植樹した人の名前から「徹然桜」と呼ばれています。枝垂れ桜は見頃でしたが、斜面の上や右側に見える桜は花が散っている木が多かったので、伝行山全体としては見頃からは少し遅かったようです。

(撮影日 2022/4/25)


白馬村の桜はこれで終わりになります。見ていただきありがとうございました。