うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

ドウダンツツジ

2023-05-24 | みんなの花図鑑

植栽されていたものですが、花付きの良いドウダンツツジがありました。咲いたばかりなのか、傷みの無い白い花が木を埋め尽くすように咲いている姿は圧巻です。先端がすぼまった壺型の花の表面は、つるんとしているイメージがありましたが、よく見てみると、花の付け根は結構出っ張っていました。

(撮影日 2023/5/3)


サルマメ

2023-05-23 | みんなの花図鑑

サルトリイバラ科の花になります。花は5~8㎜くらいと小さく、花が咲いているかどうかは近づかないと分かりません。その一方で葉のほうは、葉色が薄く丸い形をしていて全縁、縁に赤い縁取りがあったりと、特徴的な姿をしていて比較的目立ちます。雌雄異株になり、雄花と雌花があります。

👇サルマメの雄花

👇サルマメの雌花


ムラサキケマン

2023-05-19 | みんなの花図鑑

同じケシ科キケマン属のヤマエンゴサクの花期が過ぎる頃に、このムラサキケマンの花が咲き出します。花の開口部分の花色が濃く、筒の部分の花色が少し淡い色をしていて、ヤマエンゴサクやオトメエンゴサクとはまた違った配色をしていますね。ムラサキケマンの花期が過ぎると、今度はミヤマキケマンの花が見られるようになって来ます。

(撮影日 2023/5/2)


花の共演シリーズ(ヒメオドリコソウ)

2023-05-18 | みんなの花図鑑

違う種の花が同じ画面に入っている写真は、以前にもちょこちょこ投稿していましたが、花と花が隣り合っている場面を集めたものを「花の共演シリーズ」として投稿してみようと思います。今回はヒメオドリコソウです。よく群生するので、同じ環境で咲く花との共演は、結構な頻度で見るように感じます。

👇ヒメオドリコソウとムラサキケマン

👇ヒメオドリコソウとニホンタンポポ(シナノタンポポ)

👇ヒメオドリコソウとセイヨウタンポポ

👇ヒメオドリコソウとカキドオシ

👇ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリ

👇ヒメオドリコソウとツボスミレ

👇ヒメオドリコソウとアメリカスミレサイシン

👇ヒメオドリコソウとスイセン

👇ヒメオドリコソウとニリンソウ

👇ヒメオドリコソウとハルジオン

👇ヒメオドリコソウとスカシタゴボウ

👇ヒメオドリコソウとナズナ

👇最後はヒメオドリコソウ単一で載せてみました。


ヒトリシズカ

2023-05-16 | みんなの花図鑑

少ない本数で2~5本まとまって咲いているものも見かけますが、茎が次々と立ち上がり群生して咲いている場面もよく見ます。ブラシのような白い花は、最初は4枚の葉に包まれたようになっていて、時間が経つと葉が水平に展開し、花が段々と露わになてゆきます。

👇別日に撮ったものになりますが、花後は花穂の部分が、下へ下へと折れ曲がって行くようです。

(撮影日 2023/5/1)


イワナシ

2023-05-15 | みんなの花図鑑

ツツジ科のイワナシです。荒い毛が生えた厚ぼったい革質の葉は常緑になり、傷みは見られますが、花が咲く前でも特徴的な葉を目にする事が出来ます。赤く染まった幅広のがく片や筒状のピンクの花も特徴的ですね。

(撮影日 2023/5/1)


フデリンドウ

2023-05-14 | みんなの花図鑑

草丈が5㎝くらいと小さなリンドウになりますが、柔らかな青い花色がその姿形と共に目を引きます。この場所では見られませんでしたが、群生していると見応えがあり、ミヤマセセリなどの蝶が吸密に来ているととても絵になります。花数が多い個体もそれだけで絵になるので、探してみるのも面白いかもしれませんね。

(撮影日 2023/4/28)


カラマツ

2023-05-14 | みんなの花図鑑

1枚目は松ぼっくりになる雌花が綺麗に並んでいて、見ていて面白く感じました。2枚目は、去年の球果(松ぼっくり)が残っていたので、今年の雌花と一緒に撮ってみました。枝に付いている垂れ下がった小さい茶色いものは、雄花になります。

(撮影日 2023/4/28)


カエデ属の花4種

2023-05-12 | みんなの花図鑑

撮りためた4種の花を並べてみました。記事にしているアカイタヤを含む広義のイタヤカエデの花と、ハウチワカエデを除く他2種は、こちらではよく見かける種類になります。他にもコハウチワカエデやコミネカエデなどがありますが、今シーズンは、花の観察はしませんでした。
カエデ類の花は桜の花期と重なるので、見られるもの全部となると精力的に動かなければなりませんが、機会があれば見られる全種まとめて記事にしてみたいですね。

👇アカイタヤ
赤く染まった新葉も面白く感じるので、一緒に載せています(3枚目)

👇ウリハダカエデ

👇ハウチワカエデ

👇ヤマモミジ


オトメエンゴサク

2023-05-11 | みんなの花図鑑

苞葉の縁が切れ込まず全縁になるオトメエンゴサクです。全体的な花色をヤマエンゴサクと比べてみると、開口部と距の部分で、色のグラデーションが出る傾向があるように感じられます。
非常によく似たエゾエンゴサクは、北海道の画像などを見ると花色が空色をしていますが、このオトメエンゴサクも北に行くほど空色になるのでしょうか? こちらでは赤みがかる花も結構見られました。

👇ニリンソウと一緒に。

👇カタクリと一緒に。

👇キクザキイチゲと一緒に。

(撮影日 2023/4/27)


フッキソウ

2023-05-11 | みんなの花図鑑

常緑の葉を持ちブラシのような乳白色の花を咲かせます。花弁がないしべのみの花になり、太いしべが伸びる雄花は触腕を広げているようにも見えますね。グラウンドカバーにもなるそうで、地面に広がっている姿をよく見ます。

(撮影日 2023/4/27)


ニリンソウの花姿いろいろ

2023-05-09 | みんなの花図鑑

今年は、花色が赤みがかっているウスベニニリンソウの花が、いつもより多く見られたような気がします。写真を撮った前日は気温が低かったからでしょうか? 去年、一昨年と見た、花色が緑色になるミドリニリンソウには今年は出会えませんでした。がく片数が通常の5枚より多い花も載せてみました。

👇ウスベニニリンソウの花。

👇がく片数が5枚以上になる花。

👇3弁花!?と思ったら、開いている途中の花でした。

👇花茎が3つ出ている花。

👇蕾の色が赤っぽかったり白かったり。


キランソウ

2023-05-08 | みんなの花図鑑

地面に張り付いているように生えるキランソウです。記事の写真はそうでもありませんが、ペタッとなっている大株のキランソウは、別名の「地獄の釜の蓋」と言われるように蓋みたいに見えます。シソ科の花になり、長い3裂する下唇が特徴的です。

(撮影日 2023/4/22)


ニッコウネコノメ

2023-05-03 | みんなの花図鑑

イワボタンの変種になるそうです。ネコノメソウのように花の周りが黄色くなりますが、全体的に灰色がかっています。新鮮な葯は赤い色をしていて、黄色との対比でよく目立ちますが、萎んで目立たなくなってしまっている葯もよく見かけます。

👇レンプクソウの花(右)と一緒に。

(撮影日 2023/4/19)


レンプクソウ

2023-05-03 | みんなの花図鑑

緑色の花のレンプクソウです。花径5㎜くらいの小さい花が、直立する茎の先端に集まって咲きます。草丈も10㎝くらいと低いので、あまり目立たない花です。薄黄色のふっくらとした葯は、緑色の花の中でアクセントになっています。

(撮影日 2023/4/19)