うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

タチツボスミレ

2020-12-29 | スミレ

12月に咲いていたタチツボスミレで今年の「覚書き」を閉めたいと思います。花は少し傷んでいますが、雪の時季に咲いていた貴重な野の花としてトリを飾ってもらいました。

今年も変わり映えしない拙記事を見て頂きありがとうございました。願わくば、要チュウ意の年からモウ大丈夫の年となれば良いですね。年末年始と寒波が来ますが、皆様も体調に気を付けて良いお年をお迎えください^^

(撮影日 2020/12/29)


地衣類と雪

2020-12-29 | 植物

少し暗い緑色の棒状の先に大きめの赤い粒々があるのが「コアカミゴケ」、淡い緑色の盃状の縁に小さな赤い粒々が複数あるのが「アカミゴケ」でしょうか? 種名に「コケ」と付いていますが地衣類の仲間になるそうです。

(撮影日 2020/12/27)


ナベナの枯れ姿

2020-12-29 | 植物

ナベナの花が終わった後の枯れ姿です。しっかりと形が残っているトゲトゲがちょっと痛そうに感じます。同じスイカズラ科のスカビオサ(西洋マツムシソウ)は、花だけではなく花後の果実姿もフラワーアレンジメントに使われるそうですが、ナベナの枯れ姿も使い方次第でアレンジできそうですね。


雪樹

2020-12-29 | 

幹や枝などに着雪して独特の雰囲気を醸し出している樹木たちです。積もる場所によって雪の形も千差万別な様相を見せてくれます。

(撮影日 2020/12/26)


オニグルミ(冬芽)

2020-12-28 | 冬芽、葉痕

枝も太くごつごつとしたオニグルミの冬芽ですが、葉痕の形は丸みを帯びて愛らしい顔のようにも見えるので、全体の印象としては、ごついというよりは柔らかい感じがします。

👇生えたての一年生枝には茶褐色の細かい毛が多く見られるようです。

👇落葉した枝姿はニョロニョロとうねっているように見えました。


ヤマウルシ(冬芽)

2020-12-28 | 冬芽、葉痕

茶褐色で丸みを帯びた三角形をしているヤマウルシの冬芽です。小さい緑色のクモが冬芽に張り付いていました。枝途中の葉痕の形は縦長のハート型をしていて、枝にハートが並ぶ姿は可愛らしいくも面白く感じます(2枚目)

(撮影日 2020/12/22)


ヤドリギ

2020-12-25 | 植物

ヤドリギの常緑の葉の中でオレンジ色の果実が目立っていました。樹木に寄生するだけなら球状にならなくてもいいように思いますが、野鳥から発見されやすくするためでしょうか、落葉した樹木に付いている緑の丸い形は、人が見ても目を引く姿をしています。ヤドリギを近くでまじまじと見たのは初めてですが、葉や枝の表面は結構つるんとしていますね。クリスマスという事で関連ある植物を投稿してみました。

(撮影日 2020/12/25)


ヒイラギ

2020-12-24 | みんなの花図鑑

常緑樹のモクセイ科モクセイ属のヒイラギです。多くの花は枯れて茶褐色になっていましたが、ぽつぽつと小さな白い花や蕾が残っていました。ヒイラギは両性花と雄花の株があるようで、写真の花(3枚目)は子房が膨らんでおらず、2本の雄しべのみの花のように見えるので雄株みたいですね。

(撮影日 2020/12/24)


ヤチダモ(冬芽)

2020-12-21 | 冬芽、葉痕

短いカニ爪のような形をしている黒っぽいヤチダモの冬芽です。同じモクセイ科トリネコ属のシオジの冬芽と質感や色味が似ていますが、ヤチダモの冬芽の頂芽には線が2つ入っているので3つに分かれているように見え、シオジの頂芽は中央のみに線が入っているので2つに分かれているように見えます。

(撮影日 2020/12/10)


ヒメグルミ(冬芽)

2020-12-19 | 冬芽、葉痕

三角帽子のような大きな裸芽の冬芽も特徴的ですが、笑顔のように見える葉痕もまた目を引くヒメグルミです。樹木は冬芽だけでなく、葉痕の形も面白く感じられるものがあります。

※投稿時はサワグルミと思い込んでいましたが、何か違和感を感じて、後日に確認してみたところヒメグルミの冬芽でした。ワサグルミの葉痕の形はハート型に近くなります。

(撮影日 2020/12/10)


オオタチツボスミレ

2020-12-14 | スミレ

花が少し傷んではいますが、オオタチツボスミレが咲いていました。この場所はオオタチツボスミレの返り咲きが見られる確率が高いように感じます。以前に投稿したタチツボスミレの返り咲きと合わせると、タイミングが合えば秋でも2種のスミレ類が毎年見られそうです。

(撮影日 2020/12/10)


コマユミの装い

2020-12-14 | 植物

深い色合いに紅葉していたコマユミの葉(1枚目)とコマユミの枝や幹に付いていたコケ類(2、3枚目)です。コマユミの若い木に見られるそうですが、葉がツヤツヤしていて常緑樹のような雰囲気があります。半常緑樹と呼ばれるものでしょうか。

(撮影日 2020/12/10)