うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

オトコエシ

2019-08-30 | みんなの花図鑑

パッと見セリ科の花に見えるオミナエシ科のオトコエシです。こちらではこの時期によく見られる花で、セリ科の花よりも白さが際立っているように感じます。散策をしていると道端で咲いているのをよく見ます。

(撮影日 2019/8/13)


コオニユリ

2019-08-28 | みんなの花図鑑

写真を撮るのはまだいいかなと思っていたら、花期はもう終盤になっていて数輪しか咲いていませんでした。以前に撮ったクルマユリと並べてみましたが、しべの長さや花の形がちょっと違いますね。

☟クルマユリ

(撮影日 2019/8/13)


ツユムシ

2019-08-28 | 昆虫

バッタの仲間の中でも脚の長いツユムシです。腹部の先端にある産卵管は、直角に近い角度で上を向いています。サワギキョウの蕾をもしゃもしゃと食べていました。

(撮影日 2019/8/13)


オオバセンキュウ

2019-08-27 | みんなの花図鑑

こちらでよく見る大型のセリ科のオオバセンキュウです。初冬になっても実をつけたまま直立している姿を見る事があります。蝶たちの吸蜜源にもなる花で、他のセリ科の花にも言える事ですが、一つの花序に数頭の蝶が集まっているのをよく見ます。

(撮影日 2019/8/12)


ダイミョウセセリ

2019-08-27 | チョウ

黒地に白い斑が特徴的なダイミョウセセリです。白い斑には地域差があり、後翅に斑が現れるものを関西型、斑が無いものを関東型と呼ぶそうです。写真の個体には後翅にうっすらと白い帯のような模様が見えますが、このぐらいだと関東型に入るようです。

(撮影日 2019/8/12)


ツルフジバカマ

2019-08-26 | みんなの花図鑑

ノハラクサフジ、ヒロハクサグジ、ツルフジバカマは、小葉の数や形が似ていてどの種か迷いますが、托葉(3枚目)を見ると托葉が大きいのでツルフジバカマのようです。ツルフジバカマの花序は、短めで幅広の姿かと思っていましたが、そうでもないようです。

「ノハラクサフジは花数が多く托葉は小さい」「ヒロハクサフジは托葉は大きいが生育場所は主に海岸」との事なのでツルフジバカマとしましたが、托葉にも個体差もあり、上に挙げた3種を見慣れていないとパッと見ての判別は難しそうです。

(撮影日 2019/8/12)