こちらの紅葉は平地ももう終わりになりましたが、記事にはしていない写真がまだあるので、今年撮った紅葉写真をまとめてみました。記事の写真は有名スポットではなく、目に留まったなにげない紅葉風景になります。
こちらの紅葉は平地ももう終わりになりましたが、記事にはしていない写真がまだあるので、今年撮った紅葉写真をまとめてみました。記事の写真は有名スポットではなく、目に留まったなにげない紅葉風景になります。
長野県大町市にある青木湖周辺の紅葉です。赤色に黄色にと見事に色付いていた木々の葉が見られる箇所がありました。染まった葉に日の光が透過したり反射したりして、木の樹皮も染まった葉色になる姿もまた風情があります。
👇おまけとして、小熊山から見た木崎湖です。
木崎湖は青木湖も含む仁科三湖(青木湖、中綱湖、木崎湖)の一つとなります。
(撮影日 2022/10/31)
記事の内容としては遅くなってしまいましたが、長野県池田町の長福寺にある大銀杏です。葉も全体が黄色に色付きちょうど見ごろでした。落葉が進むと銀杏の木の下は鮮やかな黄色の絨毯となり、そんな姿も趣があります。長福寺は丘陵の斜面にあるので、眼下に見える街や後方に見える山々と一緒に色付いた銀杏の木を撮ることが出来ます。
👇池田町にあるスーパー「ツルヤ」の駐車場からも、色付いた大銀杏の大樹を、遠目でも見る事が出来ます。
(撮影日 2022/10/28)
長野県池田町にある大峰高原の七色大カエデです。今年の葉の色付きは真っ赤という印象でした。落葉もさほど見られず色付きも鮮やか、天気も快晴で山々と一緒に大カエデも撮る事が出来たので、良いタイミングで来れたと思います。日当たりや葉色の割合を考えて、好みの角度を探してみるのも面白いかもしれませんね。
👇少し見にくいですが、月齢24.2の真昼の月と赤く染まった大カエデです。
(撮影日 2022/10/20)
快晴の中での三段紅葉です。雪の白、紅葉の赤、葉の緑が段になって一堂に見られるのは、降雪量や曇天などの天気模様、紅葉の進み具合によるところが大きいのですが、今回はタイミング良く三段紅葉を見る事が出来ました。記事の写真は、松川大橋や野平地区などの各所から撮っています。
👇写真中央下に見える縞々のグラウンドは、スキマスイッチの常田真太郎さんがプロデュースした多目的球技グラウンド『Acalie HAKUBA MIRAI フィールド』になるそうです。今年の6月にオープンしました。
(撮影日 2022/10/20)
小谷村にある栂池自然園の記事の続きになります。前回で《ワタスゲ湿原》まで行きましたが、今回はそこから更に進んで、《モウセン池》のほうまで行った記事になります。モウセン池を通り過ぎて更に進むと、《展望湿原》や《ヤセ尾根》がありますが、空の様子を鑑みてモウセン池で引き返しました。
栂池自然園では、夏に青紫色の松ぼっくりを付けるオオシラビソが有名ですが、《浮島湿原》周辺や浮島湿原へ行く道中の坂道の辺りで、まだ落ちていない松ぼっくりを少ないながらも見る事が出来ました。
(※掲載枚数と文章量がいつもより多くなっています。写真は36枚あります)
栂池自然園のマップです。
(※少し見にくいですが、画像をクリックすると別タブで開き、大きな画像で見る事が出来ます)
ワタスゲ湿原周辺の紅葉です。
湿原周辺は視界が開けていて見通しが良いので、山の様子がよく分かります。
浮嶋湿原へ続く道中にある楠川(くすかわ)です。
散策道を進んで行きます。この辺りは勾配がきついので足元に注意が必要です。
モウセン池に着きました。長椅子が設置してあるので、坂道を上った後に一休み出来ます。
モウセン池で引き返して帰路につきます。
1枚目の遠景では、写真中央辺りに浮島湿原の浮島が見えます。
標高1920mにある浮島湿原周辺の景色です。
大きな水溜りのような所にぽつんと浮いているのが、浮島になります。
栂池自然園入口に戻ってきました。
気温は低かったのですが、来た記念に「さるなしソフトクリーム」を食べました。
【ビジターセンター】~【栂池ロープウェイ降り場】、【栂池ロープウェイ乗り場】~【栂の森駅】の道中にあった植物たちと、自然園内のオオシラビソの松ぼっくりです。
👇草丈が低く葉の形やなんかはセリっぽく感じますが、シラネセンキュウでしょうか?
👇総苞が黒いのでカンチコウゾリナでしょうか? 個体差があるのか、茎にある毛の量だけを見るとコウゾリナっぽく見えます。
👇地衣類のサルオガセです。
👇特徴的な形の赤い冬芽を見付けましたが、樹種は分かりません。鋸歯のある大きな葉を持っていますが、バラ科の仲間でしょうか?
👇オオシラビソの青紫色の松ぼっくり(球果)です。松ぼっくりに付着している白いものは、染み出した松ヤニが乾燥したもののようです。今年は当たり年だったようで、その影響か夏を過ぎて秋になっても、まだ枝に付いていた松ぼっくりが見られました。当たり年は、3~4年くらいのサイクルになるそうです。
(撮影日 2022/10/15)
これで栂池自然園の記事は終わりになります。お付き合いいただきありがとうございました。
長野県小谷村にある栂池自然園に行ってきました。あいにくの曇り空でしたが、垂れ込めた雲の下から見える色付いた山々や高山特有の木々の姿、流れる靄の中での紅葉など、趣のある景色を堪能できました。散策道は整備されていますが、勾配がきつい所や石や岩がむき出しになっている所もあるので、特に靴は相応の物が必要となります。
前に訪れた時はそんなにでもありませんでしたが、木道の散策道は所々傷みが目立つ箇所があり、補修工事が行われていて、通行止めになっている所がありました。栂池自然園の記事は、今回と次回で2回に分けて投稿したいと思っています。
(※掲載枚数と文章量がいつもより多くなっています。写真は32枚あります)
👇栂池自然園のマップです。
(※少し見にくいですが、画像をクリックすると別タブで開き、大きな画像で見る事が出来ます)
まずは【栂池ゴンドラリフト「イヴ」】に乗り、自然園入口へと向かいます。《栂池高原駅-白樺駅-栂の森駅》の3駅がありますが、自然園に行くには白樺駅を通過して、栂の森駅へと進んで行きます。
ゴンドラの中で見た白馬鑓ヶ岳(左)と杓子岳(右)です。
途中駅の白樺駅(1枚目)と駅近くのアクティビティ施設(2枚目)です。
上へと登って行きます。
終着駅の栂の森駅が近づいてきました。
ゴンドラの栂の森駅を降り、歩きで【栂池ロープウェイ】乗り場へと向かいます。
大人数で乗るロープウェイ内では、窓の近くでないと外の写真は撮れないため、ロープウェイ内での写真は撮っていません。1枚目はロープウェイ乗り場へ行く途中、2枚目はロープウェイを降りた後の景色です。
ロープウェイを降りて少し歩けば、受付がある「ビジタセンター」を含む建物群が見えてきます。ビジターセンターの中を通り、栂池自然園の入口に着きました。山々の木々は色付き、入り口からでも目を楽しませてくれています。散策開始です。
風穴です。風穴内では7月でも残雪が見られます。
散策道を進んで行きます。
山肌に名も無き滝の流れが見えます。
2枚目は滝のある風景を遠景で撮ってみました。右上に滝が見えます。
標高1870mのワタスゲ湿原周辺の景色です。
奥に見える赤い屋根の建物は「栂池ヒュッテ記念館」、黒っぽい屋根の建物は「ビジターセンター」になります。
途中で見た植物たちです。
👇ハクサンシャクナゲでしょうか、放射状に広がった長楕円の葉が特徴的です。
👇葉の鋸歯の感じから、ウラジロナナカマドのようです。
👇しわしわになっていますが、ヒロハツリバナの実だと思います。
👇ゴゼンタチバナの実です。
(撮影日 2022/10/15)
次回に続きます。
イチョウは落葉した後でも、冬芽近くに黄葉した葉がぽつんと残ることがあります。葉自体はへたっているような葉がほとんどですが、葉柄はピンとしていて枝にしっかりとくっついている印象を受けました。
(撮影日 2022/1/7)
大小2つのロゼット(根出葉)が隣り合っていて、兄弟や姉妹のようにも見えて来ます。紅葉もしているのでメマツヨイグサでしょうか? 形はキク科のロゼットにも似ています。
(撮影日 2022/1/7)
葉はツルマサキの葉でしょうか。厚ぼったい葉なので、丸まったり折れ曲がることなく刺さったような状態になっていました。ツルマサキはつる性の常緑樹ですが、青々と葉を茂らせている時でも、一部紅葉している葉がたまに見られたりします。
(撮影日 2021/12/5)
赤橙色に紅葉したメタセコイアです。植樹されたもののようですが、天を衝くように真っすぐ伸びた木が一本ありました。雲の流れを意識した構図を心がけてみたところ、思ったよりも動きのある絵になったように感じます。
(撮影日 2021/11/29)
花は閉じていますがピンクのアカバナの花、ぺりぺりと割れた蒴果、紅葉した葉と3形態そろい踏みだったアカバナです。紅葉と蒴果だけと思っていたら花も付けていたので、なかなか興味深く感じました。形態は違いますが、同じ科の枯れ色になったメマツヨイグサから花を咲かせている姿を見た事があります。
(撮影日 2021/11/17)
ヌルデの厚ぼったい葉は、真っ赤になる事が多いので遠目からでもよく目立ちます。染まりきった紅葉は赤系統の色がほとんどになりますが、前に1回だけ黄色く色付いたヌルデの葉を見かけた事がありました。黄褐色の垂れ下がった実姿は、ヤマウルシやリョウブの実と似ています。
👇浮き出たリンゴ酸カルシウムが白く結晶化しているヌルデの実です。白い部分は舐めると塩辛く、塩の代用品として使われた事もあるそうです。
(撮影日 2021/10/31)
何気ない紅葉した葉姿ですが、光の当たり具合と染まった葉の色合いが上手くマッチしているように感じたので、パシャっと1枚。
(撮影日 2021/10/30)