キキョウの仲間のシデシャジンです。花は花冠の基部まで深裂し、咲きたての裂片はオニユリのようにくるんと反り返りますが、時間が経つと細い裂片はよじれて来ます。同じ科のキキョウやツリガネニンジン、ホタルブクロなどの蕾はぷくっと膨らんでいますが、シデシャジンの蕾は棒のようになっています。
(撮影日 2022/8/7)
キキョウの仲間のシデシャジンです。花は花冠の基部まで深裂し、咲きたての裂片はオニユリのようにくるんと反り返りますが、時間が経つと細い裂片はよじれて来ます。同じ科のキキョウやツリガネニンジン、ホタルブクロなどの蕾はぷくっと膨らんでいますが、シデシャジンの蕾は棒のようになっています。
(撮影日 2022/8/7)
ツメレンゲといえば石積みなどの間から生えているイメージですが、同個体の1~2枚目のツメレンゲは木の幹から生えていました。ニセアカシアの幹にツルマサキが絡んでいて、その間からツメレンゲが出て来ています。なかなか興味深いツメレンゲです。
👇ツメレンゲは葉の色合いや花穂の形が変化に富んでいます。
👇1枚目はヒメジョオン、2枚目はスミレ(マンジュリカ)をバックにして撮ってみました。
(撮影日 2022/8/7)
翅1枚の大きさが1㎝くらいのシジミチョウです。写真で見える裏翅の色はヤマトシジミ似ていますが、後翅にちょこんと飛び出た目立たない尾状突起があり、ツバメシジミらしくなっています。
(撮影日 2022/8/7)
前日が雨降りだったこともありますが、花自体も終わりに近づいていて雄しべがピンと立った花姿は見られませんでした。1枚目のくねくね感ある姿もこれはこれで面白いですね。マメ科なので果実は莢姿になりますが、写真の花から莢になるのはなんだか不思議な感じがます。
(撮影日 2022/8/7)
蕾の頃は緑色をしていますが、花弁が無いしべのみの花が咲く頃になると、段々と褐色になって行きます。大きな葉と時に3mにもなる草丈や、垂れ下がった鈴生りの果実も目を引きます。
(撮影日 2022/8/7)
日本では馴染み深いセミですが、翅が透明でないセミは世界的に見ても珍しいセミになるそうです。有色に緑色のラインが入る翅は、改めて見るとなかなか面白いと感じました。
(撮影日 2022/8/7)
ニンジンのような葉を持つセリ科のイブキボウフウです。草丈は1mくらいとセリ科の中では中型ですが、細かく深裂している葉が特徴的です。他のセリ科の植物と同じく、キアゲハの幼虫をよく見ます。
👇つる性植物のヤマカシュウが絡んでいました。
(撮影日 2022/7/31)
紫色のシナノナデシコも普通に見られるようになって来ました。花弁内側にある赤紫色の斑の入り方には、個体差があるようです。花脈の入り方も面白いですね。花数はぐっと少なくなくなりますが、晩秋の頃まで花が見られます。
(撮影日 2022/7/31)
遠目ではピンと伸びた穂状姿がよく目立ちますが、近づいて一つ一つの花を見るとスプーン状の花弁が目に入ってきます。雄しべ先端のV字型の葯も特徴的です。葉陰には暗褐色になった去年の果実が見られました。
(撮影日 2022/7/31)
こちらでは、葉が対生するヒヨドリバナよりも葉が輪生するヨツバヒヨドリを多く見ます。ヨツバヒヨドリは花色や葉の形、輪生する葉の枚数などに個体差が見られ、なかなか興味深く感じる花です。
👇ヨツバヒヨドリ
2枚目と3枚目、4枚目と5枚目は同個体になります。
👇ヒヨドリバナ
ヨツバヒヨドリとよく似ていますが、葉が対生して短い葉柄が見られます。
(撮影日 2022/7/31)
舌状花の外側が黄色、内側が濃紅色の蛇の目模様になるハルシャギクです。花の濃紅色の部分は個体差があり、濃紅色の面積が広かったり狭かったりします。濃紅色一色の花は別種のようですね。舌状花の先端は不規則に切れ込み、こちらも個体別の変異がよく現れているように感じます。
(撮影日 2022/7/31)
つる性植物のボタンヅルが咲き始めていました。こちらではよく似た花のセンニンソウは見ませんが、ボタンヅルはよく見ます。樹木などに覆うように絡んでいると、花の咲き方や形から表面が霞がかっているように見えます。
(撮影日 2022/7/31)
クリンソウや宿根フロックスのような雰囲気がある、ナデシコ科のサボンソウです。今の時期、家のすぐ近くで毎年花が見られます。淡い花色は、同じ株の中でも咲き始めと咲き終わりで微妙に色が違うようです。高い気温の影響か、萎れている花が多く見られました。
(撮影日 2022/7/31)
勢いの強弱はありますが、春から秋ごろまで見られる花のようです。写真の個体は、蕾や厚ぼったい葉の縁が茶色に色付いていて、見ていて面白く感じました。
(撮影日 2022/7/31)
草丈は15㎝~30㎝くらいとそんなに高くありませんが、その花の形と色合いは目を引くものがあります。英名では「トードフラックス」と言い、花の形がヒキガエルに似ていることから付いた名だそうです。花の色合いから「バター・アンド・エッグ」と言う呼び名もあるようです。
(撮影日 2022/7/24)