うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

ナワシロイチゴ

2019-06-28 | みんなの花図鑑

花が開いたばかりで、染み一つ無い綺麗なナワシロイチゴがありました。雨上がりで花が傷んでいたり、がくが開いている途中だったりする中で発見すると、ちょっと嬉しいものがありますね。ヒメシジミが集団吸蜜する花でもあります。

(撮影日 2019/6/21)


バイカウツギ

2019-06-28 | みんなの花図鑑

花期は終盤だったので、散った花が多く見られました。その中でも綺麗に咲いていた花を選んで撮ってみました。こちらで見られる種名にウツギと付く樹木の花期も、もう終わりに近づいているようです。この花もそうですが、花に興味を持ち始めた頃は「バイカ」は、「梅花」ではなく「倍化」と思っていました(笑)

(撮影日 2019/6/21)


ハルジオンとヒメジョオン

2019-06-27 | みんなの花図鑑

ハルジオンの花期が終盤になり、ヒメジョオンが咲き出しました。ハルジオンの花弁は糸のように細く、ヒメジョオンの花弁はハルジオンよりも幅広です。

☟ハルジオン(上)とヒメジョオン(下)


ハルジオンの花は白の他にピンク色に染まる花も見られますが、ヒメジョオンの花は目立つほどのピンク色にはなりません。花の集まり方もハルジオンは密集しますが、ヒメジョオンはそれほど密集せず、隙間があるように感じます。

☟ハルジオン(上から1~2枚目)とヒメジョオン(上から3枚目)

(撮影日 2019/6/21)


エビラフジ

2019-06-27 | みんなの花図鑑

マメ科ソラマメ属のエビラフジです。葉の先端が尖り、葉の縁が波打ちます。地理的変異があり亜種として分ける説もあるそうです。

・エビラフジー基本種
・シロウマエビラフジー花柱は無毛
・ビワコエビラフジー走出枝を出す
・ヒメヨツバハギーエビラフジより小葉が小さく、葉の先端があまり長く尖らない
・シコクエビラフジーヒメヨツバハギに似るが、ヒメヨツバハギよりも小葉が小さく、葉の裏面の脈に不明瞭な部分がある。

☟ヒメシジミがよく吸蜜に来ます。

(撮影日 2019/6/20)


キバナノヤマオダマキ

2019-06-25 | みんなの花図鑑

自生種であるヤマオダマキの黄色バージョン、キバナノヤマオダマキです。花の中心部分は黄色ですが、他は淡いクリーム色をしています。ヤマオダマキは距(花のお尻の部分)の部分が伸びたままで上を向きますが、「オオ」が付くオオヤマオダマキは距の部分が丸まり下を向きます。

(撮影日 2019/6/17)


クロイトトンボとモノサシトンボ

2019-06-24 | 昆虫

イトトンボの見分けは難しいですね。見慣れていないうちは、色々な角度(頭頂部、胸部の側面、腹部の先端など)から写真を撮って図鑑と見比べることが出来れば良いのですが、生き物ですので当然いつもじっとしていてくれる訳でもなく・・・
雄や雌、未成熟個体や成熟個体という違いでも体色に変化があるので、見分けは種の違いの枠を超えて悩んでしまう時があります。

☟クロイトトンボ

☟モノサシトンボ

(撮影日 2019/6/17)


ヒメシジミ

2019-06-23 | チョウ

ヒメシジミが見られる時期になりました。準絶滅危惧種に指定されている蝶ですが、こちらでは普通に見られ数も多いので写真が撮り放題です(笑) 個体差による違いや軽度の斑紋異常個体、羽化不全個体なども見られるので、なかなか興味深いです。

☟ヒメシジミの♂

☟ヒメシジミの♀

(撮影日 2019/6/17)