うたかた花詩の「思季色を綴る覚書き」

   長野県の四季の様子を思いつくままに雑多に綴る自由ノートです。

チゴユリ

2021-05-31 | みんなの花図鑑

チゴユリも咲き出しました。小さな花の中で大きな黄色い葯がよく目立っています。白い花は茎の先端に1輪付けているのをよく見ますが、2輪付けている個体も結構見かけます。探せば3輪付ける個体もあるかもしれませんね。各種野草の花たちも盛りが一端落ち着く夏本番手前までは、様々な花姿で目を楽しませてくれます。

(撮影日 2021/5/22)


オオマムシグサ

2021-05-31 | みんなの花図鑑

オオマムシグサでしょうか。舷部と呼ばれる花の頭頂部にある三角の部分が通常のマムシグサよりも幅広です。大きな舷部部分がこんもりと盛り上がっているので、中にある棍棒状の付属体があまり見えません。1枚目と2枚目は同個体になります。

(撮影日 2021/5/22)


カツオゾウムシ

2021-05-31 | 昆虫

赤茶色の粉を吹いたような姿のカツオゾウムシです。体の色合いもそうですが、ずんぐりむっくりと言うか寸胴と言うか、頭部から腹部先端までの流線形のフォルムが合面白いですね。

(撮影日 2021/5/22)


ヒメヘビイチゴ

2021-05-29 | みんなの花図鑑

6~8㎜の小さい花になり、黄色い花の中で赤い葯がよく映えています。キジムシロ属の中で1番小さい花になるかもしれません。赤い葯は時間が経つと段々と黒ずんでくるので、葯がまだ赤いヒメヘビイチゴは期間限定の花姿となります。

👇オオヤマフスマと花と一緒に咲いていました。

(撮影日 2021/5/20)


オオヤマフスマ

2021-05-29 | みんなの花図鑑

同じナデシコ科のノミノツヅリを大きくしたような花で、雄しべの両側に長い毛が生えています。長い花柄は少しうねる傾向があるようです。こちらでは比較的よく見る花になり、今の時期はミヤマハコベと共に白さ際立つ姿で目を楽しませてくれています。

(撮影日 2021/5/20)


マルメロ

2021-05-28 | みんなの花図鑑

うっすらと赤みがかっているマルメロの花です。花弁が重なり合う蕾状態の時の影響か、花弁の片側で赤い色が目立つようです。マルメロの果実はカリンの果実の代わりとしてよく使われます。薄切りをシロップ漬けにしたり、厚く切ったものをジャムにしたりすると美味しいですよ^^

(撮影日 2021/5/20)


サラサドウダンとドウダンツツジ

2021-05-28 | みんなの花図鑑

植栽されている木ですが、サラサドウダンは盛りを迎えていて、ドウダンツツジはもう終わり間近の花になっていました。同じドウダンツツジ属でも、ドウダンツツジの花期は少し早いようです。
                 👇サラサドウダン

👇ドウダンツツジ

(撮影日 2021/5/20)


サンカヨウ

2021-05-27 | みんなの花図鑑

雨に濡れて花弁の一部が白から透明になったサンカヨウの花です。木陰になっている斜面に咲いていたので雨の当たり具合にムラがあり、花弁全てが透明になってはいませんが、それでも透き通ったサンカヨウの花姿を見る事が出来ました。

(撮影日 2021/5/18)


エンレイソウ

2021-05-27 | みんなの花図鑑

子房や外花被片(がく片)の色には個体差があり、緑色だったり赤く色付いたりします。子房の色合いの違いで、アオミノエンレイソウ、クロミノエンレイソウ、アカミノエンレイソウと呼ばれる事があるそうです。赤い実を付けるアカミノはまだ見た事がないので、機会があれば見てみたいですね。

(撮影日 2021/5/18)


ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)

2021-05-27 | みんなの花図鑑

通常のエンレイソウは3枚の外花被片(がく片)のみの花ですが、このミヤマエンレイソウはがく片に加え、3枚の白い内花被片(花弁)があります。花中央にある子房や葯の色も白く、清楚な印象を受けるエンレイソウです。葉脈上にある凹みがエンレイソウよりも目立つ感じがします。

(撮影日 2021/5/15)


ルイヨウボタン

2021-05-26 | みんなの花図鑑

緑色のルイヨウボタンの花です。花の周囲にある花弁に見えるものはがく片になり、内側に見える雄しべと同長の碇型の部分が本当の花弁になるそうです。花色は周辺の景色と溶け込んであまり目立ちませんが、花の形は機械部品のような幾何学模様のような雰囲気があって目を引きます。

(撮影日 2021/5/15)


ウマノアシガタ

2021-05-26 | みんなの花図鑑

咲きたてでしょうか、傷みも無く花の形も綺麗なウマノアシガタが咲いていました。花弁の付け根にあるリンゴの蜜みたいな色が薄い部分や段々と開いていく密集した葯部分など、改めてその姿をじっくり見てみると、味わいのある花だと感じます。

(撮影日 2021/5/15)


ズミ

2021-05-25 | みんなの花図鑑

バラ科リンゴ属のズミです。花柄が長く、真ん丸の小さい蕾は赤みを帯びます。オレンジ色の花粉がちょっとしたアクセントになっていますね。花弁の基部は細くなり隙間が目立つようです。

(撮影日 2021/5/15)