緑色が鮮やかなウスタビガの繭です。秋に羽化するので繭はもう空になっていますが、落葉した木の枝に付いた緑色は目立つので、ついつい目が行ってしまいます。繭が付いている木はコナラでしょうか、奥に見える赤茶色はアカマツの樹皮になります。
(撮影日 2023/2/6)
緑色が鮮やかなウスタビガの繭です。秋に羽化するので繭はもう空になっていますが、落葉した木の枝に付いた緑色は目立つので、ついつい目が行ってしまいます。繭が付いている木はコナラでしょうか、奥に見える赤茶色はアカマツの樹皮になります。
(撮影日 2023/2/6)
トリバガ科のオダマキトリバだと思います。姿がT字になるトリバガの仲間は、翅の斑紋などによる同定が難しい事もあるようです。写真の個体も最初はエゾギクトリバかと思いましたが、よく見ると、腹部表面の模様がエゾギクトリバとはちょっと違う感じがします。
(撮影日 2022/11/12)
蛾のヤガ科キンウワバ亜科の仲間のようです。同じような白い斑を持つ蛾は多くいますが、繋がった細い斑紋からワイギンモンウワバだと思います。ホームセンターの花売り場で吸蜜していました。
(撮影日 2022/11/3)
他のスカシクロバの仲間と似ていますが、翅の透け具合が強いのでブドウスカシクロバだと思います。青色が入っている体色や翅の透け感など見栄えする蛾ですが、ブドウ科の植物の害虫になるそうです。
(撮影日 2022/6/18)
あまり気に留めていませんでしたが、葉っぱを布団のようにして繭をくるんでいるようです。繭の付いている木はガマズミ属のゴマキだと思います。写真の繭の色は色褪せたような色をしていますが、個体差によっても色合いが違って来るそうです。
(撮影日 2022/3/5)
1枚目はバラの枝に付いていました。繭の頭がパカッと割れていないので中身は入っているようです。2枚目は桜の幹に付いたいた空繭です。イラガの繭は枝に付くものと思っていましたが、木の幹にも付くのですね。
1枚目がウスタビガ、2枚目がヤママユの繭になります。ウスタビガの繭には♀が産卵した4個の卵が付いていました。冬を越して4~5月ころに孵化するそうです。ヤママユの繭は、最初に遠目で見た時はウスタビガかと思いました。ウスタビガの繭と比較すると色合いが薄く、丸みのある形や質感はカイコの繭に近いものがあります。
緑色の繭は枯れ色の景色の中ではよく目立ちますね。樹木の葉が生い茂っている時分の繭も見てみたいとは思っているのですが、葉が落ちた時期の枝に付いている繭はあっても1~2個、色も保護色となっていてるので緑色の中ではなかなか見つけられずにいます。
(撮影日 2021/11/21)
翅の模様はシンプルですが、頭部と胸部の青い色がおしゃれさんですね。キスジホソマダラと似ていますが、このヤホシホソマダラは、翅の黄色い斑紋が丸みを帯びます。
(撮影日 2021/13)
種名に「木目」と付いていますが、流れるような翅の模様は、地層のようにも砂地の風紋のようにも見えます。翅色の濃い部分が模様全体をパリッと引き締めている感じがします。
(撮影日 2021/9/5)
結構大きなエダシャクです。ヒョウモンチョウの仲間のミドリヒョウモンと同じくらいでしょうか。白、茶、灰の波紋のようなまだら模様が面白いですね。
(撮影日 2021/8/26)
乳白色の翅色が映えるシロツバメエダシャクです。短い尾状突起近くにある斑紋と、ラインを引いたような茶褐色の線が面白いですね。傷みの無い綺麗な個体は、あまり名が知られていない蛾であっても美しく感じます。
(撮影日 2021/8/24)
似たような斑紋を持つものがヒトツメオオシロヒメシャクを含めて4種くらいいますが、どれも白地に大きな目玉のような模様が目を引く蛾です。写真の個体は翅が擦れて、特徴的な斑紋が少し薄くなっています。
(撮影日 2021/8/22)
左側の腹部が膨らんでいるのが♀、右側の腹部が細いのが♂になります。2枚目の♂の大きさを測ってみたところ、開帳は5㎝くらいだったので、♀の開帳は6㎝くらいでしょうか。後翅が前翅と重なるように収納されていて、止まっている姿がリボンのような形になる蛾です。
(撮影日 2021/7/6)