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『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-』と『華麗なる賭け』

2011-06-04 13:36:41 | 映画!
いやー、いい天気! 土曜日でこんなに晴れたのはひさしぶりじゃないですか? アウトドアを楽しむにはもってこいの日なのに、私は六本木の漫画喫茶でこの日記を書いているという事実。朝からTOHOシネマズ 六本木ヒルズで『華麗なる賭け』を観て、サブウェイでおいしいサンドイッチを食べた後、ヨガのレッスン前の空き時間を、使い慣れないキーボードを打ちながら、こうしてつぶしているという次第です。

まずは6/1の日記でも少し書いた『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく-』について。この映画、実はあまり期待していなかったので、TOHOシネマズのポイントを使ってタダで観ました。でも、私の予想に反して最初から泣かされるシーン。それがなぜかは、私のプロフィールの写真を確認した後、実際に作品を観ていただければわかると思います。実際、チョコ(私が飼っているうさぎの名前)が私のためにあんな犠牲を払ってくれるとは思えないですし、そんなことしてもらっても・・・という感じですが、あの序盤のシーンには感動しました。物語も全体的にとても共感できましたし、映像も作り手の魂が込められていて、迫力がありました。お金を払って観る(お得な前売り券も発売されています)価値は十分ある作品です。ただ、残念だったのは・・・問題が何一つ解決しないまま終わってしまったこと。あの終わり方が原作に忠実なのであれば、それはそれで仕方ありません(私は原作を読んでいません)が、個人的にはちゃんとした「答え」がほしいと思いました。

そして、今朝観たのは『華麗なる賭け』。「午前十時の映画祭 Series2/青の50本」の一本です。この作品について私はほとんど知識がなく、「私の大好きなスティーブ・マックイーンが出てるし、ピアース・ブロスナン主演でリメイク(邦題は『トーマス・クラウン・アフェアー』)もされているから、きっとおもしろいんだろうなー」と軽い気持ちでネット予約したのですが・・・いやー、完全にやられました。全編をとおして「これからどうなるの、どうなるの!?」とハラハラドキドキさせられ、予想以上に完成度の高い作品! とにかくスティーブ・マックイーンとフェイ・ダナウェイがかっこよすぎ! こんなに画になるカップルってそうそういないと思います。「スティーブ・マックイーンのこの笑顔に心を許さない女の人っている?」、「フェイ・ダナウェイのこの仕草に惑わされない男の人っている?」などと私の頭の中では二人への賛辞が止まりませんでした(ちなみに、私が男性の顔の皺にさえ魅力を感じられるのはスティーブ・マックイーンとポール・ニューマンだけです)。スプリットされた画面が洗練されていると思えば、びっくりするほどのどアップもあり、撮影と編集も私の中では高評価。ミシェル・ルグランの音楽も素敵。「大きなスクリーンで観られて良かった!」と心から思える作品でした!

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『アジャストメント』と『プリンセス トヨトミ』と『カサプランカ』と『マイ・バック・ページ』

2011-06-01 13:06:33 | 映画!
おぉ、気がついたらついに6月! ここのところ仕事が忙しくてちゃんと日記を更新できていませんが、先週末は映画三昧でした。27日は『アジャストメント』を鑑賞。正直あまり期待してなかったのですが、まぁまぁおもしろかったです。ただ、ちょっとわかりにくいというか、説明が不十分というか「なんでそうなるの?」と思ったところが何度も。私が細かい点を理解できてないだけかもしれませんが、つっこみどころ満載で、字幕の誤訳もいくつかありました。主演のマット・デイモンはずいぶん太ったなぁと。Tシャツの下の豊かな(!?)胸にドン引き。あと、相手役のエミリー・ブラントはイギリス英語のアクセントが素敵でした。

28日は3本観ました。1本目は『プリンセス トヨトミ』。うーん、好きか嫌いかで言えば好きな作品ですが、設定は矛盾だらけだし、無駄な演出が多いし、色々な意味で詰めが甘くて残念でした。原作にどれだけ忠実なのかはわかりませんが、ひょっとすると原作が穴だらけなのかも。そもそも豊臣家の末裔が全員女とは限らないでしょうに、OJOって。でも、中井貴一さんの演技には思わず涙。あと、茶子役の沢木ルカさんも目力と男の子のような雰囲気がとても魅力的でした。

土曜日の2本目は『カサプランカ』。もちろん「第一回 午前10時の映画祭 Series1/赤の50本」で。不覚にも途中でうとうとしてしまったのですが、イングリッド・バーグマンの美しさとハンフリー・ボガードのかっこよさは十分堪能しました。あと、やっぱりこの映画は主題歌『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』"As Time Goes By"が素晴らしすぎます。この曲がかかるたび涙、涙・・・。

3本目は『マイ・バック・ページ』。期待していたよりは良かったですが、ちょっと展開が遅すぎるというか、物語にもう少しリズムがほしかったです。なんとなくは知っていたけれど、「私が赤ん坊のころ、世の中はこんな感じだったのか・・・」とあらためて認識するとともに、正直、人間にとって何が幸せなのかわからなくなりました。好きな仕事で自分の能力を発揮することが幸せなのか、仕事がどうであろうと収入があって食べていければ幸せなのか。世の中を変えれば幸せになれるのか。この頃の学生たちは結局何がしたかったんだろう・・・?

29日に観たのは『手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ!美しく- 』。でも、時間がないのでこれについては後日書きます。

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