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勝手にH-1グランプリ

2008-03-26 13:00:00 | お笑い!
「H-1グランプリ」でググるとアダルトビデオやら俳句やらいろいろ出てくるけれど、このHは「ハケる」つまり舞台から退場するという言葉の頭文字。ルミネやその他の劇場でいろいろな芸人さんのいろいろなネタを見てきたけれど、「この芸人さんのハケ方、いいなぁ」と思ったことってあまりないの。逆に、ネタがうまくできなかったのか、あるいはお客さんのノリが悪いと思ったのか、不機嫌そうな顔でハケる芸人さんが結構多い。登場の時もテンション低そうな芸人さんっているでしょ? 38マイク(漫才用のセンターマイク)の前に立った時にスイッチが入り、「ありがとうございました」とお辞儀をした時にスイッチがオフになるってことなのかな?

個人的には登場からハケるまで芸人さんには笑顔でいてほしい。だって、お客さんから拍手をもらってるんだから。私みたいなサラリーマン(女だけど)を含め、普通の人は拍手もらうことなんてほとんどないでしょ? しかもルミネのような舞台に立てる芸人さんはほんの一握り。ステージに上がりたくても上がれない芸人さんもたくさんいるわけで、それを考えれば舞台に立って自分の芸を披露してお金をもらえるなんていかに幸せなことか! 芸人さんにとってはそれが何千回やるネタのうちのただの1回に過ぎないかもしれないけれど、お客さんにとってはその芸人さんを見るのが最初で最後になるかもしれない。そんな貴重な1回を仏頂面で登場して、不機嫌そうにハケるなんて、芸人さん自身にとってももったいないことだと思う。その時のネタがどんなにおもしろかったとしても、お客さんによっては「あんなに不機嫌な顔でハケたってことは、今日のネタの出来、良くなかったのかな」と損した気分にさえなるかもしれないし。ひどい時には騒いだりネタを邪魔するお客さんもいるだろうけど、そんな中でもネタを最初から最後までちゃんと聞いて拍手をくれたお客さんが一人でもいたら、そのお客さんに敬意を表す意味でも笑顔でハケるべきだと思うのです。

で、私が今まで見た芸人さんの中で一番ハケ方に好感が持てたのはオリエンタルラジオの藤森さん。お客さんにウケたのがうれしかったのか、あるいはもともといつもそんな感じなのか、横から見てもはっきりわかるニコニコ顔でハケて行ったの。POISON GIRL BAND の阿部さん・吉田さんは基本的には無表情。あと、吉田さんはいつも駆け足気味。不機嫌な顔よりは許せるけれど、H-1グランプリ優勝にはちょっと遠いかな。というわけで、これからネタを見るたびに芸人さんの登場の仕方・ハケ方を厳しくチェックしていこうと思います。果たしてH-1グランプリ優勝は誰に!?

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