へっぽこゲーマー日記

すーのゲームプレイ&日常日記
特にジャンルこだわらず何でも遊びます。
ネタバレあるのでご注意下さい!

『even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女』フルコンプ感想

2022-06-22 14:30:32 | 乙女ゲーム
『even if TEMPEST 宵闇にかく語りき魔女フルコンプ致しました~\(^o^)/

ボルテージさんの作品は2本ほどしか遊んだ事ありませんが、面白くて結構好きでした。
ただ、リアル系恋愛アプリゲームなイメージが強くて今回の新作は意外と言うか…
このジャンルの実績無いので正直不安面があると言うか…
更にDL専用ソフトなので店舗特典は無いし、早期予約割引も無いみたいなので慌てなくても良いか~と言う気持ちでした。
そんな訳で発売後少し経ってからのプレイになってしまったのですが

滅茶苦茶面白かったです\(^o^)/

発売後の様子見購入で申し訳ありませんでした~!!って反省するくらい良かったです!!
いや、新作ゲームの初動が大事ってのはわかってるんですよ?
でも私も限られたプレイ時間確保の為に厳選せざるを得ないのですわ…
今後はDL専用ソフトが増えて行く可能性ありますし、益々予約購入を悩んでしまいそうな気もします。

前置きが長くなりましたが『テンペスト魔女』の感想です。
最初にお断りしますが…このゲーム、ネタバレ無しで感想書くの難しいと思います!
勿論、本筋に関わる重大なネタバレをいきなり書いたりしませんが~
構成やシステムなど書くだけでもバレっぽくなりそうなんですよね。
何も知らず、攻略記事すら見ないで進めた方が絶対面白いゲームです。
もし、どんなゲームなのか気になって私のブログに辿り着いてしまった人がいらっしゃったら
あまり参考にならない感想になると思われます(;^ω^)あらかじめご了承ください。

全体の雰囲気ですが、独特の設定あるファンタジーなのにリアリティある、想像しやすい部分が多いので
割とすんなり世界に入り込めました。
絶望的で残酷な描写もありましたが、私はそれほど気にならなかったです。
むしろこのテーマで生ぬるい事されても興ざめ…やるなら徹底的にお願いしたいものです!
コミカルで笑えるシーン多いし、何より主人公がウジウジしていないので鬱ゲーになってない!(重要)

失礼ながらも、わかりやすい例えで他ゲームのタイトル挙げさせて頂くと…
プレイ中の感覚は『レイジングループ』『ファタモルガーナの館』『ダンガンロンパ』を遊んでいた時に似ていました。
『テンペスト魔女』は乙女ゲームジャンルになるから男性が手に取る事は少なそうですが
ギャルゲー要素の強い『ひぐらしのなく頃に』や『シュタインズゲート』を女性がプレイしても楽しめるように
このゲームは男性にもおススメしたいです!(パケ版が無いのでハードルは高いかもしれませんが…)

とにかく、話の先が気になってあっと言う間にクリアしてしまうくらい面白かったです!
振り返ってみればボリュームは少なかったかもしれません、でも無駄なシーンが無くテンポ良く進むので中だるみしない。
EDリストが無いなどシステム面の不満もちょいちょいありましたが~お話満足度の方が勝ちました\(^o^)/
そう!クリアして満足度の高いゲームこそが正義なのです!!




最初の宣言どおり、ネタバレ無しだと感想らしい感想になっていませんね(笑)
ここから先はネタバレありで感想書きますので未プレイの方はご遠慮下さい<(_ _)>








まず、いわゆる「個別ルート」の記憶保持したまま進める構成がお見事でした!!\(^o^)/
私は常日頃から思っていたんですよ…ループものでも前回の経験を活かせない話はイライラするって
テンペスト魔女は「死に戻り」能力で何度も同じ時系列を繰り返すお話ですが、記憶があるので失敗から学んで行くし
魔女に勝利する度に新たな能力を得られるのでレベルアップしながら進むの気持ち良かったです!
正直マンネリ化してきたループものですが、まだこんな新たな切り口あった事に感動しました(⌒∇⌒)
乙女ゲームで全員と恋仲になった状態で話が進む…って凄い冒険じゃないですか?(笑)

攻略キャラの4人も素晴らしかった!全員、頭の回転良くて頼りになる!
それぞれ違う能力を活かした立ち回りで絶望を打ち破って行く爽快感がたまらなかったです!
最終的には全員が仲間になり、知恵を出し合い解決する流れになったのも好きでしたね~(n*´ω`*n)
4人とも大きな秘密を抱えているのに闇落ちせず最後まで頼れる殿方だったので好きになるしか無かったです。
いやホンマに…この手のシリアスサスペンスで使えない男はいらない…

捜査パートは回数制限あるので聞く人を間違えたらスキルや手がかりを入手出来ずクリア不可になるの
緊張感あって面白かったですが、少し厳しかったですね~(;^ω^)
せめてゲームオーバーになってもクイックセーブが無効にならなかったら良かったのですが…
チャートあるけどタイトル画面からチャート飛べなかったり、システム面はちょくちょく不親切。
こまめなセーブは必須ですね。

魔女裁判は裁判と言うより「人狼ゲーム」ヒロインの役割も色々経験出来たので楽しかったです♪
ただ、バックログ読み返し出来なかったのでボーッとしていたら何の証拠突き付ければいいのかわからず
詰んだ事がありました(;^ω^)よそ見禁止。


簡単にキャラ別感想


◆クライオス・キャソロック(cv.古川 慎さん)
モテモテチャラ男かと思いきや誰よりも誠実で頼れる上司でした(好き)
団長ルートはヒューゴとランドンが闇落ちして辛かったな…それも後から考えたら魔女関係ない所ですしね。
最初にクリアしたので「え?ここで終わり?」ってなりましたが、ちゃんとハッピーエンド用意されてて助かりました。
しかし不治の病設定は途中から割と空気…羽から薬作れるってのはちょっと想像出来なかったけど不味そうですね(;^ω^)

◆ティレル・I・リスター(cv. 杉山 紀彰さん)
中の人的にも彼の正体的にも某ニンジャ漫画を思い出したのは私だけではあるまい…

杉山さんボイスの罵倒はご褒美です!口は悪いけど正論で思いやりあるのも良かったなぁ~(n*´ω`*n)
あと、黒バラEDが大好物です。R18でじっくり堪能させて頂きたかった(笑)

◆ゼン・ソルフィールド(cv.武内 駿輔さん)
やっとcv.武内さんで好みの男を攻略出来た喜び…(意外にも乙女ゲーム攻略キャラでのご出演少ないですよね?)
そしてまさかの異世界転生チートキャラ(笑)
どーりで途中でメタネタが聞こえて来た訳だ…空耳じゃなかった(;^ω^)しかし何故、萌え文化を持ち込んだ?
彼を3番目に攻略出来る事はかなり重要でしたね。自分の正体を知る仲間ってホンマ心強い!これで勝つる!

◆ルーシェン・ノイシュバーン(cv.石川 界人さん)
最初の死に戻り後に人格が変わっていて何か意味あるのか?と思わせておいて実はヘタレのままだったの最高(笑)
自身の努力で周囲に認められるまでに成長出来るってマジ尊敬ですよ殿下!!
しかし死に方がエグかった…メインヒーローの扱いおかしいよこのゲーム(笑)
仇花の章なんて登場する事すらないままスープにされてるしね…


最終的に魔女イシュとも和解し、スッキリ完結したものの~エンダーさんの正体や女神の思惑などは
想像だけの回答でふんわりしているのがちょっとスッキリしなかったなぁ…
メインビジュアルのアナスタシアと見つめ合う異形は結局何だったんだ?
あと、継母と第一王子が酷い目に合うイベントがもっと欲しかったな(私、性格悪いので)

まぁ…このゲームで一番怖かったの継母でも魔女でも無くメイドだったと思いますけどね!(笑)
マヤさん達観しすぎててただの人間と思えなかったですわ~(;´∀`)
無罪なのに笑顔で処刑されたり大量虐殺したりさぁ…お嬢様愛が重すぎるんよ…
コメント
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