お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

カエルアンコウ

2010年07月01日 | 採集

 今日は平日であるが、また息子にせがまれ夜間採集に行く。息子と一緒なのでまた早い時間帯の採集となる。港に着き、海を覗くとあまり魚の姿は見られない。今回も息子達に採集を任せるが、前回のように次から次へとは魚を採集できないようである。そこで私も魚を探す事に。懐中電灯は息子が使っているので私は外灯の明かりのみで探す。するとボテッとした魚のシルエットが目に付き、ノソノソと動いている。直ぐにカエルアンコウとわかり、タモ網と懐中電灯を持った息子達を呼び、採集させる。今年は定置網で毎日カエルアンコウの幼魚が何尾も獲れ、例年になく多い。そんな中、水族館からの注文も入り、集めようと思った矢先、突然獲れなくなってしまう。そこで家の水槽に飼っている個体を渡そうと毎日餌を与えているのだが、なかなか大きくならないでいた。今回は4個体採集でき、個体も大きかったので今日採集した個体を水族館に渡そうと家に持ち帰り水槽内のカエルアンコウを入れている生け簀に入れる。ところが4個体も追加するとさすがに生け簀が狭く、死ぬ恐れもある。今、この水槽には大事なこの前のニシキカワハギの仲間が入れてあり、カエルアンコウが万が一死ぬと水槽内の海水が汚れ、巻き添えで死なせてしまう恐れがある。という事で結局また港に行き、籠に入れて沈め、水族館の対応を待つことにする。
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