お魚三昧生活

鹿児島の定置網で獲れる魚や市場の魚、鹿児島大学総合研究博物館魚類ボランティア(魚ボラ)の事などを紹介します!

寄生虫付きのニザダイ搬出

2020年05月27日 | 水族館
 年明けだったか定かではないが、かごしま水族館から寄生虫が付いている魚の依頼を受けていた。「海の生きものの共生寄生展」という特別企画展で飼育展示するそうで、そのような魚を探していた。ところが4月に入り、新型コロナウイルス緊急事態宣言が発令され、鹿児島市でも初めて感染が確認されたことに伴って、4月11日から5月の連休後までかごしま水族館も臨時休館となってしまう。休館となると依頼の寄生虫付きの魚だけでなく、毎年5月の連休前にはイカなどの依頼も来るのだが、その全てが無くなり完全に自粛ムードとなってしまう。そして、ようやく5月18日より開館となる。だが、この企画展は最初に聞いた話では既に終了。ところがこの開館のニュースをテレビで見た時に、休館していたことによりこの企画展の開催期間が延長されていた。そして先日の定置網漁で遂に頭部に寄生虫が付いたニザダイを発見し確保する。水族館に連絡するとまだ欲しいという事で、本日引取りに来られ、搬出となる。

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