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今日は水揚げ後、市場内を散策していると中型のマグロが目に付く。見ると胸鰭が非常に長く、ここの市場では水揚げされるのが非常に珍しいビンナガである。誰が釣ってきたのだろうかと漁協の職員に尋ねると、何と漁協の定置網で獲れたとの事。定置網でのマグロ類と言えば、クロマグロにキハダ、最近ではコシナガなどが漁獲されている。ビンナガは外洋性なのか非常に珍しく、定置網で漁獲されるのは初めてではないだろうか。ここの市場では珍しい種なので、当然魚ボラの標本として確保していない。マグロ類の中では小型種で安値のビンナガだが、小さいこの個体でも10キロ近くはある。その場では「標本用に」と検討するどころか考えてもいない。
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