最近は定置網内にクラゲ類やクシクラゲ類が多く見られ、そのような時期になって来た感じである。クラゲに着いて泳ぐエボシダイ科魚類などは特にこの時期に採集する事が多い。そう思っていると今日の定置網でシマハナビラウオが入網。定置網では久し振りである。シマハナビラウオは珍しい魚であるが、以前は毎年定置網でクラゲ類と共に網に入っていたので魚ボラの標本用にも確保してきた。だが、最近は姿を見せず、一昨年の夜間採集で久し振りに採集している(ブログ2021 12.18)。その時の個体が今まで出会ったシマハナビラウオの中で最小の個体であった。今回の個体ももちろん魚ボラの標本用に確保する。一昨年の夜間採集で得られた個体が最小だったので、今まで撮り溜めた写真で成長過程がわかる画像を作ってみた。だが、シマハナビラウオはこの後生息域を表層から深海へと移す為、定置網ではその後の個体を入手出来ないので、深海生活になるまでの成長過程である。ちなみにこの画像は体長が30㎜~120㎜である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/a0/f35e8270565e3bf321281c5c061638b1.jpg)
シマハナビラウオ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/16/00c0421666eb83d9544ba8df0bf1bf46.jpg)
シマハナビラウオの成長過程