元気・現金大切に:百姓おじさんから

アオムシがチョウになる新鮮な変身を見習い、日々の生産に活かしたい。

バイオマス資源の有効利用

2012-09-01 12:30:02 | Weblog
我が郷土秋津川は備長炭発祥の地でもあります。
改めて炭焼きの現場を紹介します。

原木 ウバメカシの窯内への搬入

きれいに窯内部へ整列、樹の曲りは人工的に矯正する。

蒸し焼きが終了すれば窯だし

窯出し後灰の中でゆっくり冷やす。その後寸法に合わせナタで切断
夏場は大変な作業です。

職場環境は恵まれていませんが、比較的都市部からの
若者が仕事につく機会が多くなっています。
外部からの就業者で今製炭業は保たれています。
炭窯は一度火入れをすると次々燃やさないと
いい炭ができないそうです。
50年以上仕事に就くベテランでも毎回炭質が違うそうです。
機械化が難しい仕事です。ロボット操作によるコンピュター自動制御によるプログラム化は将来はできるように
なるかもしれませんが。
窯に入れた原木は炭化し備長炭では約10分の一の体積になります。

この炭がウナギかば焼きの熱源です。