真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

捨て金庫事件

2011-11-06 17:25:48 | 創価学会基礎知識

「乱脈経理」のことを書こうかと思ったんですが、一から書いていると大変膨大な量になりアレなんで…。

きっかけとなる「捨て金庫事件」のあらましを「乱脈経理」からまずご紹介。

乱脈経理 創価学会VS.国税庁の暗闘ドキュメント 乱脈経理 創価学会VS.国税庁の暗闘ドキュメント
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2011-10-21

知っている人は知っている、「基礎知識編」としてご覧ください。

-創価学会基礎知識・その3- 「捨て金庫事件」

【事件の概要について】

一九八九年に六月三〇日に神奈川県横浜市旭区のゴミ処分場に捨てられていた古金庫から現金一億七〇〇〇万円が見つかった事件。

この時点で持ち主は不明。

金庫の中の札束は全部旧一万円札。

中には「官封券」という大蔵省造幣局の封緘印付きの帯封がされた市中に出回ったことのない新札も含まれていた。

これは各銀行から特別の顧客にまとめて渡される特殊な紙幣。

翌七月一日に、この金庫は学会関連企業の「日本図書輸送」から回収されたものであることが分かった。

ちなみにこの「日本図書輸送」、池田氏の移動に際し身の回りの大量の荷物を運ぶ企業でもある。

さらに当時の社長は矢野元公明党委員長の手帖を持ち去った公明党OBの大川清幸氏。

七月三日夜、池田氏の側近であり"創価学会の金庫番"と言われていた中西治雄元聖教新聞社専務理事(当時創価学会総務)と日本図書輸送の大川社長と共に緊急記者会見。

「金は私(中西氏)のもの。昭和四六年(一九七一年)ころから三年間、総本山大石寺で個人的に開いた土産物店で金杯などを売って儲けて脱税した金だ。聖教新聞社地下倉庫に置いたまま忘れていた」と話す。

中西氏は池田氏や学会の金ではないかとの質問に明確に否定するも、中西氏個人の金だと証明するものは「処分して、ない」と答える。

七月三日、秋谷氏は学会員向けに「事件は中西氏個人の問題。学会は無関係」と会長通達を出す。

聖教新聞では七月四日に秋谷会長(当時)の談話を掲載。金庫も中身も中西氏個人のものとし、学会との関わりを否定。

七月六日の産経新聞には、中西氏は一九八二年に自宅を担保に極度額三五〇万円の根抵当権を設定し借金しているとし、「自分の大金の存在を忘れて借金までするとは考えにくく、同氏の説明に対する疑問は更に深まった」と書いている。

警察による捜査は続くが進展はなく、だが金庫のお金も返金されないままの状態が続く。

【舞台裏での学会について】

矢野氏の耳には金庫発見翌日には、懇意にしていた警察庁幹部から電話で「捨て金庫は学会関連。学会に中西という幹部がいるか」との話が入る。

第一庶務と秋谷氏にそのことを電話で伝えると、既に事情を全て承知していた。

池田氏の代弁者である長谷川重夫副会長(第一庶務室長)は最初、秋谷氏に「第三者を立てる。中西の名前は出すな」と言う。

これは中西氏が池田氏の執事役、影のような存在であり、両者を切り離して考える者は学会本部の中にはおらず、池田氏を守るためには中西氏の名は出すべきではないとの考えから。

暫く後、池田氏は学会に叛旗を翻した山崎氏らと同列視して、中西氏と公明党を罵る。これを聞いて「捨て金庫事件と池田先生は無関係だったのだ」と学会員は喜んだという。

山崎氏の後任である学会の顧問弁護士八尋副会長は「財務に悲鳴が出るので、できればお盆前決着がよい。秋谷さんと相談してまた依頼する」と矢野氏に話している。

学会本部の幹部職員、公明党幹部などは金庫の金は学会のもの、池田氏の裏金という見方が強かった。

【帯封の問題について】

金庫の中の札束には、未使用の官封券が一〇〇〇万円分も含まれていた。

中西氏の説明では表に出せない金で銀行預金しなかったとあるが、そこになぜ官封券が含まれているのか。

他にも別々の銀行の帯封付き札束もあった。

土産物を売って稼いだにしては額が大きく(当時の価値にして五億円)、どこで大蔵省造幣局の封緘付き官封券に化けたのかあまりにも不自然。

官封券は学会ルートで手に入れたのだろう、中西氏個人が学会に内緒で稼いだお金ならば学会ルートでそういう交換はできないはずだ。

…などと噂された。

七月二日には秋谷氏から矢野氏に「捨てた金の帯封の明細がわかる方法はないか」と問い合わせがあり、札束の帯封を意識していた。

中西氏が商売で稼いだ金ならば帯封の問題は発生しない。この金の素性に学会中枢も疑惑を持っていたと言える。

この札束の帯封については明確な答えは出ていない。

だが矢野氏は、銀行にとって大口預金者である創価学会は大事な取引先。相手が大事な大口顧客だからこそ銀行は貴重な官封券を渡し、それが何かの手違いで金庫に眠ったまま捨てられたのではないか、とし、金庫の金は創価学会のものとの見方が自然としている。

【金丸副総裁について】

八月二八日、藤井都議が矢野氏に電話。警視庁が慎重で国会でもこの問題で質問が出ているからと。

八尋氏からも「よろしく頼む」との電話が入り、矢野氏はとっておきの手として自民党金丸信副総理に面談。

この事件の協力を要請。金丸氏は快く了承。

翌日矢野氏への電話で

「金庫は中西のものと一応ハッキリしているらしいが、中のお金は、今の状況から中西のものと裏付ける資料がいまひとつ不足している。いま、(中西氏にお金を)お返しすると、マスコミから"何を理由に(落とし主が中西氏だと)断定したか"と詮索されるとやはり弱い。(発見後)六ヶ月経っても誰も俺のものだと手を挙げないときは、中身の金もだいたい推量で中西のものだと言える。そこまで波風立てないように待ちたい。ここだけの話だが、学会筋から"金は学会のもの。もし中西が自分のものだというと業務上横領の疑いがある(告訴するから)業務上横領での捜査をしろ"と警察に強く言ってきていて警察が困っている。それが裏にある事情だ。マスコミの話題になってしまう(と困る)ので持て余している」

と応じている。

【お金の返金と退会について】

一〇月一六日、中西氏に金庫のお金が返金される。中西氏は世間を騒がせたとして記者会見で陳謝。

拾得者の廃棄物会社に報労金として二六〇〇万円を支払い、一億一〇〇〇万円を日本赤十字社に寄付。

現金の性格についてはそれまで通り「学会に無断で儲けた金」と説明。

これに先立ち創価学会は一〇月一四日付で中西氏の退会届を受理。聖教新聞社の嘱託も懲戒免職となる。

曖昧さは残るまま、事件は幕を閉じる。

ちなみに今年二〇一一年七月、中西氏は学会と対立する日蓮正宗に入講する。

--------

以上が「乱脈経理」より拾った事件のあらましです。

今まで単に「学会の人が間違って裏金を金庫ごと捨てたら発見されちゃった事件」と思っていましたが、詳しく知ると何だかとんでもない。(詳しく知らなくてもとんでもないが…)

これともう一つ世に出ていない事件がきっかけとなり、国税に目をつけられ学会の税務調査に踏み込まれるわけです。

もう一つの事件はまた次回!


11 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです。軒ちゃんです。 (軒ちゃん)
2011-11-07 22:13:02
お久しぶりです。軒ちゃんです。
またぼちぼち、学会見物(笑)始めました。

あの金庫事件のその後がこうなっていたんですね。知りませんでした。

創価学会も結局は、中西氏に罪を被せて悪者に仕上げて、トカゲのしっぽ切りだったんですね。
返信する
カルトは究極は「お金」ですね。 (kan)
2011-11-07 23:41:12
カルトは究極は「お金」ですね。
底なしの貪欲さです。

「乱脈経理」に池田氏の異常な贅沢ぶりや・創価学会の会員相手の狂った搾取商売が載っていますが、庶民である会員の生活は大変ですし地味です。

生活のため仕方なく借金・・・。
それもヤミ金からという庶民も昔は多かったようです。
返済できず、結局追い込まれていく。
幼い子供がいると、それは大変です。
そんな実話を、元金融屋のあんちゃんが語っていました。
その1です。
      ↓

3年前の話。
当時、金融屋をやっていたんだけど<裏金>その年の夏。
いつものように追い込みかけに行ったら、親はとっくに消えていたんだけど子供が2人置いてかれてた。
5歳と3歳で、上は男の子・下は女の子。

俺はまだペーペーで、周りの兄さんらと違って顔も怖くなかったらしく、家に行ったときすぐに下の子になつかれた。
ボロボロの服で風呂にも入ってなくて、「いつから親はいないんだ?」って聞いても答えない。
「何食ってたんだ?」って聞いたら、上の子は下をむいて泣いた。

下の子が「こっち」って手を引いて裏庭に俺をつれていった。
破れた金網を通ってでたところは、小学校の裏庭だった。
「あのね、みーちゃんこれ食べたの」って池を指す。

嫌な予感がした。

だってさ、その池って金魚がウヨウヨ泳いでるんだよ・・・。
2人を抱きかかえて家に戻ると、テーブルに小さいボウルと茶碗。
「お前ら・・・金魚食ってたのか・・・」って聞いたら「・・・うん」
すっげーやるせなくて涙がでて、俺もその場にいた兄さんらも泣いた。

すぐに兄さんがたくさん食べ物と洋服を買ってきた。プレゼントした。
近くの銭湯で体を洗ってやった。
その後、俺らじゃどうしようもないから施設に連絡をいれた。
連れていかれる時に「お兄ちゃんありがとう^^♪」って言ってた。

・・・全然ありがとうじゃねーよ・・・俺たちがお前らの親を追いつめたのに。
俺を含めて何人かは、この後仕事を抜けた。
ただ、救われたのは、こいつらの親がきちんと出てきた事だった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
子供を置いていなくなる親も、これはどうしよもない。。。
しかし、こういう家庭を救うのが・こういう子供達を救うのが、本来の宗教団体じゃないでしょうか?
こういう状況に近い会員さんもいらっしゃるはずです。

功徳だの福運だのという言葉で会員を騙し、当たり前のようにお金をむしり取る。
幹部は宗教セレブの高給取りで、池田氏は移動の度に高給食材を積んだ数台の保冷車で日々美食三昧。
池田氏が移動するだけで、年間数億円の費用がかかる。
それら全て、会員さんから搾取したお金です。

多くの家庭不和や離婚や経済破綻を生む創価学会問題。
全ては異常極まりない、時間とお金の搾取からきています。

金融屋のあんちゃんのほうが、とても人間的で・とても偉いと思います。
返信する
kanさんへ (還暦)
2011-11-08 18:19:55
kanさんへ
何とも切ない記事です。涙がポロポロこぼれました。
kanさんの言われる通りです。
ありがとうございました。
返信する
クロさんへ (還暦)
2011-11-09 21:18:29
クロさんへ
また、お邪魔します。5番目の猫にはなれませんでしたので、いつも末席でよいですので、時々お邪魔させて下さいね。
名前は「還暦」→「じじぃ」→『じじ』がいいですね。
寒くなって来ました、クロさんは「猫アンカ」でいいですね(^_^;。
こちらは、小さいですが地震が続いています。用心は忘れずに、と思っています。
猫は、地震予知の行動をするんでしょうか?
新聞で、生活保護の老人が急増しているって記事がありました。老人夫婦が、体調を崩し蓄えを使い果たし、年金では足りず、生活保護です。若い方々も、年金が払えない方が増えているそうで、年金支給年令が延長になったら、将来に夢が無くなりますよね。
私の地区でも、高齢会員で一人暮らしの方がおります。時々、話し相手に行くんですが、ずっと家も古いままで、年金の中から書籍代を支払い、ご供養をしています。文句も言わず質素に暮らしている姿に、胸が痛いです。質素にしなければならないのは、創価学会なんですよね。
私、口下手で話しを聞く事が多いんですが、それが幸いしているみたいで嬉しいんです。
私は、正しいと思った事をして行けば、必ず良い日本になると思いました(^_^;。
返信する
実話、元金融屋のあんちゃん (kan)
2011-11-10 22:50:56
実話、元金融屋のあんちゃん
その2です。↓


そうなんだよな。
なんか理不尽な感じがして、自分の最後の理性が足洗う方へ向いたんだよ。
この子ら以外にもあったよ・・・最終的に足抜けしたのは・・・
じいさんとばあさん夫婦に追い込みかけた時だったんだよ。

ボロっちいアパートに住んでいてさ、俺と兄さんが行ったんだけどさ
孫ぐらいの俺らに土下座して泣いてるんだよ。
「すんません、すんません」って。

何も食ってなくてフラフラしててさ。
所持金30円だった。
さすがに黙ってられなくて、兄さんに殺されてもいいから俺は助けたくなった。
こいつら見捨てたら、俺本当に無情になってしまう!って思った。

俺も向いてないんだろうけど、その兄さん(子供の話の時もいた)も、この仕事に向いてなくてさ^^;。
顔が怖いのと、両親がこの世にいないから流れてこっち来た人なんだよ。

「どうするよ」って、追い込みとかもうどうでも良くなってきて、じいさんとばあさんに飯食わせながら、兄さんと逃がす話してたんだよ。
じいさんは、見るからに人の良さそうな、騙されやすそうな感じで・・・・
まあ、案の定騙されたんだけどな。

ばあさんと2人で、八百屋のクズ野菜を貰ってしのいでた生活だったらしい。
働くことも出来ず、年金もわずかだから本当に老いて地獄にいる状態だった。
俺よりも兄さんが同情してて、段取りは全部兄さんがやった。
その為の金も、その後どうするかも全部。

方法は一つ、「夜逃げ」だけ。
兄さんは、2人だけ連れて一緒に消えた。ダッシュ!
俺は知らない事になってるから、数日間だけバレないように気を張ってた。
事務所も、じいさんとばあさんだから追跡しなかった。

1ヶ月ぐらいして、俺が足抜けしたのをどっかで聞いたらしく、兄さんから連絡がきた。
じいさん夫婦は一緒にいた。
一緒に暮らしていた。

俺は、本気で誰かを救った兄さんを凄いって思ったけど、兄さんはじいさんらに救われたって言ってた。
「ばあさんの料理はうめーぞ!」って言ってた。
実際にこうやって逃がす事もある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
>見るからに人の良さそうな、騙されやすそうな感じ・・・・
この老夫婦が、騙され・洗脳された哀れな創価学会員のような気がしました。


今が大変だ!
現実を向上させたい!
幸せになりたい!
そんな人たちは世界中にいっぱいいます。

そんな人たちの鼻先に一見・いい香りのする「幸せ」という言葉をぶら下げ、誘い込む。
引き込んだら、あとはその人の時間とお金を奪うだけです。
ドップリと入り込むと、今度は抜けると幸せになれない気がしてくる。

実際、創価学会は「脱会すれば地獄!」と脅しています。
「裏切り者!」と罵ります。
それがいかに異常極まりなく、狂った言動なのか!
それすらわからなくなってる。。。。

創価学会にいるほうが、現実には「アリ地獄」です。
入れ込むほどに抜けれなくなり、人生の時間とお金を奪われ続ける。
まさに地獄の「底なし沼」です。


全国にいる地味な生活をしてる庶民の会員は、豪勢で贅沢極まりない池田氏や家来達の生活を維持し、美食を食べさせるための「金づる」です。

「乱脈経理」にその実態が赤裸々に載っていますよね。
公明党も何もかも、全ては池田創価学会のためにだけ存在する。
会員はまさに「使い捨ての奴隷」です。

その奴隷を上手に騙して尊敬させれば、カルトにとって都合よくウマくいく。
いくらでもタダ働きをさせて、お金もいくらでも奪える。
そのためには、外見は宗教団体として日蓮を利用すれば、一番上手くいく。
それが池田創価学会の実態だと思います。

「元金融屋のあんちゃん」になって、カルトからの夜逃げを応援してあげたい気持ちですね。
この「あんちゃん」は救世主です^^。
返信する
すみません、追伸です (kan)
2011-11-10 23:00:24
すみません、追伸です

還暦さんへ
共感のコメント、ありがとうございます^^。
貴方のような方が数多くいらっしゃれば、創価学会はここまで腐ることなく軌道修正出来たかもしれませんね。

でも、今や創価学会はますますボクたちの愛する日本をダメにする「社会悪」の塊りになってしまいました。
分裂・・・崩壊を祈るのみです。

でも、近い将来・本当にそうなると思っています。
返信する
中西氏の記者会見をテレビで見た記憶があります。 (ミルキー)
2011-11-12 01:23:07
中西氏の記者会見をテレビで見た記憶があります。
最初に思ったことは、個人的に得た収入を学会本部の金庫に置いたという理不尽な点でした。しかも、そのような大金を忘れていて放置していたという考えられない言い訳。誰が、そんなこと信じるでしょうか。
ところで、フランスでは、カルト認定対策のためなのか、フランス創価学会の名称が変更されました。
新しい名称はACSBNです。 アソシエーションのA、文化のC、創価のS、仏教のB、日蓮のNです。
最近のフランスの宗教雑誌にフランスの創価学会の特集が載っていました。
その中に、創価学会の施設の写真がありまして、初代、二代、三代会長(池田さん)の写真が館内に飾ってありまして、それが、三代が真ん中で、非常に大きく、初代と二代が左右に小さい写真になっていました。つまらない詳細ですが、こんなところにも前代の会長を軽んじるものを感じました。
池田さんは、病状は悪いそうですが、奥さんも健康が芳しくなく、看病できない状態で、婦人部幹部が池田さんの看病をつききりで、していると聞きました。
今の、学会員の方は 永遠の指導者の不在をどう思っているのでしょうか。
返信する
軒ちゃんさんへ (クロ)
2011-11-13 02:20:25
軒ちゃんさんへ

わ!お久しぶりです!
ブログが再開されているようで、とても嬉しいです。
思えば「時計の針~」のブログは私が学会問題を調べ始めたときに読み漁ったブログの一つでした。
再びこうしてコメント頂けると思っていなかったので、喜びもひとしおです!

この「捨て金庫事件」は事件そのものは何となく覚えていましたが、学会のことだったと知ったのはまさに学会のことを調べ始めてから(2年半位前)でした。
ですので、中西氏のことも知ったのは最近です^^;
「乱脈経理」に書かれている中西氏の人物像ですと、とても真面目で自分を押し殺すようなタイプの方のようで…。
日蓮正宗に戻ったのは池田氏の現状を見てのことなんでしょうかね…。
返信する
kanさんへ (クロ)
2011-11-13 12:09:45
kanさんへ

いつも素敵なお話をご紹介くださり、ありがとうございます。
やっぱり人を救うのは人の心なのだなと思います。
陥れるのも人…ですが。

学会では信者が「救われる者」になるために他人を蹴落とす、貶める、という風潮があります。
「他の多くの人を救ってあげるのだ!」と言っても、それは自分達の仲間である「学会員」にすることを目的としています。
まあ、学会員さんにとってはそれが唯一絶対の「救いの道」なのでしょうが…。
そういう善意からなる行為だから、よけいにタチが悪いのですよね…。

「乱脈経理」を読んで、池田氏の身の回りに掛かる経費の膨大さに呆れました。
ネット上では池田氏に身近な人からの話として囁かれていたことですが、それの裏づけになりましたね。
なんで冷凍車ひきつれて移動するんですかね。
名目上学会施設である豪華な建物に居住するとか。
こんな話を聞いても池田氏が清貧だと信じてる学会員さんもいるようで…なんとも理解し難い現象です。

私もkanさんの仰るように、近い将来学会の崩壊は避けられないと思います。
完全に瓦解することはないにしても、相当の弱体化を辿るでしょう。
その時に宗教としての「芯」となる教義を持たない学会員さんたちは、行き場のない「迷う」という苦しみに苛まれるのではないでしょうか。
「池田教」としてすらも確立していないのですから…。
宗教とは距離を置く人、他に何かを求められる人はまだ幸せかもしれません。
私たちは丁度、この学会の変遷期を目撃することができます。
ネットというツールで情報を共有し、意見を交わすことができる。
それに相応しい時代になったということかもしれません。
返信する
還暦さんへ (クロ)
2011-11-13 12:20:59
還暦さんへ

「じじ」!可愛い名前ですね!
ここだけの話、うちのにゃんこたちはみんな本名は二文字で統一しています。
やはりご縁があるのかも知れませんね~。

友達の親戚が関東に住んでいるのですが、私の住む関西ではいちいちニュースならないけれどやはり地震は多いとのことです。
もう震災から半年以上が経過しているというのに、日本の大地はいつになったら落ち着くのでしょう。
あの巨大地震のことですから、仕方のないことかもしれませんが…。
大事はないと思いますが、用心は何事にも使えますからね。どうかお気をつけて。
ちなみに猫は地震予知的なものはないと思います。少なくともうちの猫に限っては^^;


>私の地区でも、高齢会員で一人暮らしの方がおります。時々、話し相手に行くんですが、ずっと家も古いままで、年金の中から書籍代を支払い、ご供養をしています。

…こんなことがやはり起こっているんですね。
確か学会では借金やローンのある方、生活保護、年金生活の方からは供養を頂かないという方針ではなかったでしょうか。
知ってるけど、知ってたけど、やっぱりタテマエでしかないのですね…。
こういう人たちから搾取したお金でベストセラーになって印税もらって、本当に嬉しいのでしょうか。
本だって代筆なのに…。
憤りとも悲しみとも、それらが入り混じった感情がわいてきます。


>私は、正しいと思った事をして行けば、必ず良い日本になると思いました(^_^;。

同感です。
還暦さんのような方がいらっしゃるということが、このような状況でも救いです!
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。