真実と幻想と創価学会

創価学会について色々書いています。ほぼ毎週日曜更新。

池田大作の品格PART2 第六章より「『創価テロリズム』の実態」 その1

2015-02-15 17:07:52 | 創価本の紹介
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第六章 対談「創価テロリズムの申し子『広宣部』とは」 佐貫修一×小多仁伯 その1

前略~

佐貫 「教宣部」というのは、四者(壮年・婦人・男子・女子)にまたがって組織されている、「表」の組織です。これに対し「広宣部」は、男子部、それも創価班などの中から選りすぐりを集めた「裏」の組織です。ですから、部外者が名前を聞いただけでは混同してしまうかもしれませんが、全く違う組織です。

小多仁 その違いについて、分かりやすく説明していただけませんか。

佐貫 そうですね。「教宣部」は日蓮正宗対策のために組織されたものであり、これに対し「広宣部」は、反学会陣営対策で作られた組織、ということになると思います。
 実質的な活動内容で区別してみると、「教宣部」に与えられた役割は、専らプロパガンダ活動であるのに対し、「広宣部」は専ら謀略活動を行っている、というところでしょうか。
 法華講員のところに知り合いの学会員が訪ねてくることがありますが、その時に、その学会員が連れてくる、見ず知らずの弁舌の立つ学会員、それが「教宣部」のメンバーだと思って、ほぼ間違いありません。
 彼らは、日蓮正宗に対するプロパガンダ教育を徹底的に受けていて、法華講員との対論に乗り出したり、脱講運動のために法華講員を訪ねてきたりするのです。
 これに対し、創価学会員を熱心に折伏する法華講員や、我々のように、反創価学会の活動を行っているメンバーを尾行してくる学会男子部、こちらは、「広宣部」のメンバーだと思ってほぼ間違いありません。
 名前が似ているうえに、同じ人間が、組織の「表」では「教宣部」に所属し、「裏」では「広宣部」の部員として暗躍する、ということもあり得ますので、二つの組織は余計に混同されやすいのかも知れませんね。

~中略~

小多仁  それによると「教宣部」―――正式名称は「教宣部委員会」だそうですが、そのトップは竹入央通副会長で、その設置にあたっては、当時、学会の会長であった秋谷栄之助が、「新たに、教宣部が設置された。方面、県、そして末寺ごとに、二十一世紀を前にして、本格的な日顕宗対策を進めていく」「創価学会に手を出したらとんでもないことになる、それを骨身に染みて分からせるまでやる戦いである」などと発言しています。
 そして、「日顕宗対策」という内部通達では、具体的な活動として大きな項目を三つ、一つめは「寺院への徹底した攻撃」、二つめは「法華講救済運動の推進」、三つめは「組織への啓蒙」を挙げ、それぞれに細かい方針を定めています。

・・・その2に続く。

これは一体何処の国の何の話だと思ってしまいます。

創価学会がこのような謀略が好きな組織であるか、必要にかられての謀略組織結成なのかは分かりませんが、両方である気がしますし、このような状況である時点で宗教団体としてはまともではないということは明白です。

よく聖教新聞では「〇〇の戦いだ!」とか「勝ち抜くのだ!」みたいな文言が頻発します。

それを目にしている熱心な学会員さんでも、そのスローガンを日常生活でそこまで本気に意識している方は少ないと思います。多くは「学会はこういった単語が好きだからなぁ~」といった感じで慣れっこになっている、小学校とかの「学級目標」程度にしか感じていない方がほとんどではないかと思います。

しかし実態としては、そういう学会員さんたちも知らずに本当の戦いをしている実働部隊が存在する、というわけです。

認識されているのは到底本気にしていない、ただのスローガンとしての「戦い」。

けれど本当に「徹底した攻撃」を明言した指示でもって行動に移しているということを知っても、同じように「学会はそういうことが好きだからなぁ~」で済ませられるでしょうか。

反学会勢力だからそれは当たり前?

正義は学会にある?だから何をしてもいい?

法律よりも学会の指導が勝るから功徳になる?

私は仏教に関しては素人程度の知識しかありません。それでも疑問に思うことは多々あります。

そもそも攻撃して叩きのめさないといけない「敵」という存在を作ってしまった時点で、仏教的には道を外れているのではないでしょうか。

ああ、正法だから魔が競う、という考えでしたっけ。

けれど私の仏教に対するイメージでは、「魔」は敵ではなく克服すべき弱さとか、断ち切るべき誘惑・欲望みたいなものなのです。いやまあ、ちゃんとは知らないですけどね。(「聖☆おにいさん」のマーラのイメージw)

知らないですけど、実在する人や組織に攻撃を加えること、迷惑をかけること、不愉快にさせること、こんなことが許されるとかましてや正しいことだとは言えないということは、分かります。

外部に敵(仮想敵)を作り、それに向かって一致団結して戦うという構図はM・Cの手法として知られています。お隣の国々などが良い事例ですね。

また敵があるということは、自分たち(学会)が被害者であるという意識を持たせ、悲劇に酔うことができますし、活動のモチベーションにも繋がります。順風満帆で何も障害がないより、立ち向かうべき「何か」があった方が活動しやすいでしょう。

そして被害者意識は選民思想にも繋がります。

被害者であるということは、正当性は自分たち(学会)にあるということです。その正しさを理解できないから「敵」であり、自分たち(学会)は正義に属する優位性を備えているということです。

正義で優位に立つからこそ、悪を打ち滅ぼさなければならない・・・という理論構築もできますね。

大きな問題は、それらは大半が無意識で行われているということです。誰もこのようなことを、真剣に考えずに一種の「空気」でそれらの考えが浸透しているということです。

「疑問を持ってはならない」。これが如何に重要なことか、創価学会の皆さまは大変よく御承知のようですね。


5 コメント

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ひろこさん、まるさんへ (クロ)
2015-03-01 18:20:16
先週、自分で投稿したお返事コメントを承認し忘れるという大失態をやらかしておりました。
たった今気づきました。
大変遅くなり、申し訳ありませんでした。
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まるさんへ (クロ)
2015-02-22 17:39:29
こんにちは。本当にあっという間に来週は3月ですね。
ついこの間に年末年始でバタバタしていたような気がするんですがw

学会の方の決意表明というか、闘病報告ですか・・・。
確かに普通の感覚からすれば意味不明なところはありますね。
たまたま何処かでお会いして話すならまだ分かるのですが、訪ねてくるというのが。
同情してくれるだろうから「私の為に祈ってくれるだろう!」という希望があったのでしょうか。まるさんの信心に再び火を灯すきっかけになれば、という期待があったとか。
考えすぎかもしれませんけどねw
学会員さんは(折伏チャンスで)外部の方の病気に敏感ですので、自分が病気になったときも報告しなくてはという気持ちになるのかもしれませんね。
まずはしっかり治療に専念してもらいたいものです。

母校訪問、お疲れ様でした。
同期の方、結構スゴイですね~w
いや、子供さんがいることを考えれば笑い話ではないのですけれど。
母校を貶すというか良く言わないなんてことは普通にありますよね。
私は未婚で子供もいませんが、いたとして自分の子供に母校が立派であるとかお前もここに入れみたいなことは言いたくないですし。
もっと良い大学を目指せよ、って言いたいですよね。あるいはやっぱり好きな分野に進んで欲しい。
私が一流大学出じゃないからかもしれませんけど、創価も別に一流じゃ・・・w
母校にそこまで誇りを持てるというのは割と珍しい気がしますw
やはり学会員さんにとっては最高学府なんでしょうね。そしてバリ活さんにしたら、やはり居心地の良い充実した大学生活であり、卒業後も一種のブランドを引っさげている気持ちなのでしょう。
そこの一般の感覚との乖離が、痛々しいです。青春って・・・みたいな。
学会では他宗教を容認するといったソフト路線に舵取りしていますが、最高学府の中の空気はやはりまだまだ根深いものがあるのでしょう。
子供への影響というのは、本当に罪深いものがあります。隣の独裁国家とか、国際テロ集団とか、子供に如何に自分たちの指導者や組織が優れているかと教え込む姿にもダブります。
そういった外国の組織に比べればまだ学会はこれからの先細りや情報の拡散で、先行きは決して暗くはありませんがそれでもなくせるならなくしたいものです。
しかし、何といっても資金が豊富ですから・・・学会サマは・・・。
なかなか先は長そうなので、それを見据えた上でできることをするしかないですね。
まるさんのように、自分らしく生きることもとても重要だと思います。
そうやって一人一人が、自分と向き合うことが最低限必要なことですからね。
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ひろこさんへ (クロ)
2015-02-22 17:13:38
大変な目に遭われていたのですね・・・。
「ほのめかし」を行うということは自己顕示欲の表れで、やはり自分たちが正しい、やられて当然、のように感じているのでしょうね。
しかしその境遇を、技術を身につけるという強みに変えられるひろこさんは一枚も二枚も上手でしょうか。
犯罪行為にはきちんとした証拠を押さえ、しかるべき対処をされるのが良いと思います。
普通の防犯対策でできる範囲で心がけて下さい。
ひろこさんが犯罪に遭わないというのも勿論ですが、犯罪を犯させないという意味でもお互いのためですね。
返信する
こんにちは (まる)
2015-02-22 11:14:35
クロさん、皆さん、こんにちは。
早いものでもう2月も終わりますね…年を取ると時間の流れが早くて、老け込む速度もハンパないと実感してます(-ω-;)

先日、ご近所の組織の方が不意に来られました。聞けば若くしてがんを患い、翌週手術を受けるのだとか。
家をしばらく空けるのでそのご連絡に、とのことでした。
「戦っている私の姿を見ていて!」という宣言の意味もあったかもしれませんね…
こちらからすれば何とお声をかけてよいやら。頑張ってくださいね、としか言えません。

人に言うことで自分を奮い立たせたりするのは、悪いことではありません。私もクロさんに試験頑張りますって言ったしw
でも相手を選んでほしいなーと…いや選んだ上であえての私なのか。

また別の日には、遠方から大学の同期が来たので、久々に母校に足を踏み入れました。
何億かけたの?てくらいドデカい校舎がそびえ立っておりました。
発展する創価大学ーとかって新聞で取り上げることがありますけど、まだ40年ちょいなら老朽化ってのもまだ早い気がするし、ほんと金持ちですな…

お茶していても聞こえてくる、周りの学生の話す内容といえば、座談会やらセンセーやら尊いネ!やら。
卒業して10年以上たつのに中の会話が全然変わってないーU+2211(OωO; )
私も加われるんじゃないかw

友人は幼い子連れでしたが、子どもに向かって
「この建物は宝塔なんだよ」(゜◇゜)!?
「大きくなったらここに来るんだよ」と。
「いつかウザイと思われるだけだからやめときな」と窘めるのが精一杯でした。
友人はなんで?って顔してましたが。そうですよね、暗に母校けなしましたよね私。

活動から遠ざかって二年になりますが、あの空気はなんら変わりませんね。
なんか、お腹いっぱいって感じでした…

PL学園野球部の存続に信仰が絡んで面倒なことになっているとかいう話も聞きますが、近い将来、創価学園もそんな感じになるのかな…と感じました。あちらほど名門じゃないからいいのかな。

まだ残っている親や友人、何も知らない子どもたちが心配でなりません。親世代はそのうち逝きますけど、子どもは先が長い…。
私の人生も最近までやらかし過ぎた感が満載なので、ここらでまともに生き直しです。

記事と関係のない話になって申し訳ありません~。久々にあの独特の空気に触れたら、クロさんに言わずにはいられませんでしたw
返信する
その記事読みました♪ (ひろこ)
2015-02-20 00:37:29
私の場合、ちょいとばかり集ストの始まりが直接創価ではないので、だいぶ遠回りしましたが、実に巧妙な広宣部の手口も実体験してます。
嫌なので、ごめん被りたい程です。

脱会したのはほんの3ヶ月弱前なのですが、殊、つきまといに関しては十年程になるので、その間色々大変でした。
今もつきまとわれておりますが。
┐(´~`;)┌

本当に酷いですよ。買った翌日には自転車を盗まれること何回かしら?
しかもそれをわざわざ「どぶ川に投げ捨てた」等、意味不明なほのめかしを毎日吐いてくれたりしちゃうオマケ付き。

自転車盗む当番がいない時は毎回パンクさせられて、一体何万円パンク修理につぎ込んだことか。修理代が勿体なくて終いには自分でパンク修理出来るようになりました。

社会的地位や名誉の無いおばちゃんつけ回して何が楽しいんだか知りませんが、付け回す方々や付け回させる指令を出す方々にとっては、私は池田大作以上に魅力のある人間なんでしょうねきっと。笑。

だったらあたしの言うこときいて創価学会脱会してニセ本尊切り刻んであたしに慰謝料払って、真っ当に生きてみろよ糞が。

とか、たまに思うので、腹いせに普段はスルーするほのめかしに逆ほのめかしを行い、基地外集スト犯罪者を喚かせまくって、情報収集バイト組を写メってます♪
(≧皿≦)v
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