冬の富士登山、自粛呼びかけ…応じた人はゼロ
2016年12月18日 11時20分
同署によると、富士山の山梨県側では、１１月２０日以降、３人が滑落して死亡するなど冬の富士登山は危険性が高い。このため、環境省と山梨、静岡両県の担当者らで作る「富士山における適正利用推進協議会」は、「万全な準備をしない登山者」の登山を禁止しているが、法的拘束力はない。
この日の呼びかけは、麓から登山を始める際の出発地点になっている「馬返し」で実施。警察官や県職員らが、「十分な登山経験があり、アイゼンなどの冬山装備をしていた方も、滑落して死亡しています」などと、冬登山の危険性を訴えていた。ただ入山した千葉県の６０歳代男性は「遭難事故が多発しているのは知っているが、首都圏に近く、十分な雪があって冬山のトレーニングが出来るのは、富士山くらい」と話すなど、呼びかけを行った午前６時～８時に約９０人が入山し、自粛した人はいなかった。
同署の斎藤健広地域課長は「冬の富士山の斜面は、スケートリンクよりも滑りやすく危険。冬登山を控えてほしい」と話した。
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毎年恒例の行事のようになっているが、
法的規制をしないと、こうした事故はなくならないのだろうか？
アホとしか言いようがない？
山で死ねれば本望なのだろうか？