今日信州で放映されたテレビ番組ですが。
外国人が選ぶ冬の日本食ベスト３０の７位にランクされた、おでん具材ちくわぶが
好評であるのは意外だったが、もっと意外だったのは、番組に登場したS商店。
何と私が学生時代、２０～２３歳の頃、バイトでお世話になった会社ではないか！
しかも現社長のKさんも、当時とあまり変わらぬ風貌で元気そう、なんか凄く懐か嬉しかった。
当時私がミキサーで練った原料を四角い箱に入れ、足で踏見込んだものを、
Mさんが機械で伸ばし、それをおばちゃんが棒に巻きつけと、手作業だったものが
おおよそ機械化され、想像できない進化を遂げているようだった。
思い起こせばあの当時のバイト仲間、今みんなどうしているだろう？
作家志望でドライヤーで暖をとっていたというT君。
青年座の役者で一度バイト仲間を青山の劇場に招待してくれたI君。
言葉は出来ないけど、身振り手振りで仕事をしながらメキシコ等を旅したというO君。
名前は忘れたけど、女の子にしたいくらい可愛かった１５、６、７？才の男の子。
バングラディシュから来て、「疲れたー」を連発し、親はホテルを経営し、ガールフレンドが
７人いると言ってブロマイドのような写真を誇らしげに私に見せたり、
軍隊にいた時、銃で敵を二人殺したと自慢気に話していたMとその弟。
短い期間だったけど、あの職場にはホントに沢山のドラマがあった。
本当は１０大ニュースを挙げられるくらい話題があれば良いのだけど、
１０件も思いつかないくらい今年は平々凡々とした年だったので、
それでも強引に三つ選んでみました。
第１位 突然のエックスワン
巷ではバツ１とも言いますが、元妻は数年前から事あるごとに、他人の前でも平気で
離婚を口にしていて、その予兆はあったのですが、現実問題として離婚した場合、
健康保険証とか困ることも多いだろうと思い、こちらからは何も行動を起こさず
家庭内別居状態がしばらく続いていたのですが、９月頃だったか、詳しくは言いませんが
全く理解不能な経緯を経て、正式に離婚しました。ただ、離婚した事で、それまで家の
家事を一切しなかった息子娘が、こちらから何も言わなくてもごみ出しや、台所排水掃除
といった、汚いことまで自発的にしてくれるようになり、かえって良かったのかもと思います。
第２位 休業ゼロ
一昨年１ヶ月、昨年２ヶ月と脊柱管狭窄症からくる足の痛みで休業を余儀なくされましたが、
今年はそれまでの教訓を生かし、サンピアでストレッチを可能な限り続けていたので、
若干再発の予兆はありましたが、発症までは至らず、無事仕事収めを迎える事ができました。
第３位 娘の就業
高校卒業後、町内のパン屋に就職したものの、１年半程で退職し、自宅警備中でしたが
町内のローソンに勤め始めたので、とりあえず一安心。アルバイトしながら本当に自分の
やりたいことを見つけて欲しいと思います。
番外 ニュースという程ではないけど、今年は天候に助けられたと感じる事が多かった年です。
仕事柄、野外で仕事することが多く、いつも天候の様子を見ながら仕事の計画を
立てるわけですが、時には雨でも雪でも仕事しなければならない場合もあるわけで、
今日は雨具持って行かなければダメだな～と、憂鬱な気分で現場に向かう事も
多かったですが、大地と太陽に祈りながら現場へ向かう途中天気が回復したり、
たとえ降ったとしても、合羽着るほどではないと感じる微妙な降りで、
今年新しく買った雨具も本当に役に立ったと思えたのは、２度ほどでした。
日に日に大地や御日様に思いが通じるようになってきた気がします。
わが町も何度か大雪警報が発令されましたが、一番降った時で５ｃｍ程度。
大雪は御免被りたいですが、スキー場もあるので微妙です。
山陽新聞デジタル 4月8日(金)23時50分配信
岡山市の影山都花（ことか）さん（17）＝山陽女子高校出身＝が16日、タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校（兵庫県宝塚市）に入学する。競争率27倍の狭き門を県内で唯一突破し「娘役として誰よりも輝き、観客をとりこにしたい」と胸を膨らませている。
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輝きという言葉が心に引っ掛かったのでコメントしますが。
世の中、マスメディアで取り上げられる人ばかりに目を向け
チヤホヤされ、輝いてるような印象を受けますが、
それ以上の輝きが、都市にも地方にも、人知れず、数多く埋もれている
事を忘れてはいけないと思うのです。そんな当たり前の事言うのも、
私の人生最大の後悔、野辺山の農業アルバイトで出会い、
運命的出会いだと感じながらも、彼女の短い生涯を終える事になる
病に気付いてあげられず、お互い分かり合えぬまま、別々の道を
選択する事になり別れたＫさんの事を思いだしたからです。
当時私は２３歳、彼女は１７歳。２人とも思慮に欠け、未来を全く
想像できない状況でしたが、死をみつめていただろうＫさんは
精一杯今を生きていた為か、ホントに輝いて見えました。
決して誇張ではなく、彼女の笑顔は今思いだしても太陽のようでした。
きっとそんな思いで生きてる人、まだまだ沢山いることでしょう。
頑張ってほしいものです。
今ダウンタウンの番組でちくわぶが話題になってた時、
ちらっと映ったちくわぶ製造会社とその社長！
何と、私が学生だった３５、６年前、アルバイトで数年お世話になった
鈴木商店ではないですか！しかも、４代目という現社長、当時小学生だった
当時の社長の息子さん！？ 一気にタイムスリップしたよう。
思い起こせば、西武池袋線石神井公園駅から檀ふみさんの自宅横を抜けて
公園沿いを歩いて通った日々。ホントに懐かしい。
バイト仲間もバラエティーに富んでて、思い出も多い。
作家志望で冬ドライヤーで暖をとっているというＴ君どうしてるだろう？
結構有名な劇団に所属していて、一度青山へ公演を観に行ったことのある
Ｉ君今どうしてるだろう？
言葉は分からないけど、世界をバイトしながら旅したというＯ君、
天理教８０周年に生まれたので理八と命名されたＲ君、
バングラディシュから研修で来た兄弟の二人。
兄弟はホテル経営者の息子たちで、兄は軍隊に居たとき
二人撃ち殺したことを自慢げに話していたっけ。
信州に逃亡してきたとき、引っ越しを手伝ってくれたのもここの仲間だ。
みんな元気かなぁ～？
そういえば、当時１０代で、女の子みたいに可愛かった男の子もいたけど、
みんな４０代後半から５０代のいいおっさんだ。それと短期だったけど、
１０代の可愛い女の子も二人来てたっけ。
当然ながらもう、いいおばさんだ。
みんなに会えたら楽しいだろうなぁ～。
バンキシャ最後に、日航機墜落から３０年とあったことに
ややショック。
その翌年、東京～埼玉経由で信州に逃亡してきた私は、
信州に来て、早２９年間棲息してることになる。ということは
長く感じていた、東京で過ごした２６年間を３年上回ることになるのだけど、
四捨五入すれば３０年という距離の、長いようで短く感じる余韻に何か
複雑な思いがある。
あと何年生かされるのかは分からないけど、そろそろ＊＊＊しなければ、
だと想う。
