東京や大阪ほどではないだろうが、それでも汗だくになるほど暑かった
昨日の信州。
アフター5のサンピア行きは必至。
車も少なく、内湯はほぼ貸切状態ではあったが、トルマリン湯に入る前、チラッと
その後入る予定の露天風呂に目をやると、二十歳戦後の2人組が
岩に座り、足だけお湯に入れた状態で話込んでる様子。何か嫌な予感。
これまで幾度となく観てきた男二人組カップルと同様、異性の話で
盛り上がってるのではなかろうか。そうだとすると私にはもの凄い苦痛。
とても瞑想できる環境ではなくなる。でも、露天風呂はここへ来る楽しみの一つである。
いや、それは私の偏見で、若者の中には最近の日本を憂い、どうすればこの状況を
変えられるかを熱く語り合う者も居るはず。そう期待しながら露天風呂に突入。
しかし、入った途端、期待は吹き飛んだ。
「・・・援助交際・・・」「・・・*山に関心持ってもらえれば嬉しい・・・」に始まり
そんな話が延々続く、これまで何度も見てきた2人組と全く同じ人種だった。
近頃の若者は他人が居ようが居まいが、全く気にせずそんな話をする。
しかもテンションも、かなり高め。話を聞いてると、どうやら東京の大学に
通っている者同士で、夏休みの帰省で久しぶりに会ったようだ。
だからテンションも高くなるのも当然だろうが、私にはたまったものではない。
いつもなら時間かけて繰り返すストレッチもそこそこに、瞑想も蜘蛛観察も無しに
早々に退散。だから退館も早かった。入浴時間は普段より20分位短かった。
私の2人の子供、29の息子と22の娘、どちらも世渡り、人付き合いが下手で
もどかしいばかりだけど、今日見たような若者と比べると、親ばかと言われそうだけど、
私の子供の方がずっと好きだ。あの2人が自分の子供だったら、そうとうガッカリするだろう。
同じ人間でも、海外では普通に生きていことさえ困難や苦痛だったり、似非革命家に
操られ、自爆テロで未来への希望を断ってしまう若者が多い中、わが国では
先進国エゴの犠牲になってる地球の危機に関心を持つことも無く、
今の快楽ファーストの人間が増殖している。何て平和な国なんだろう?
しかしこの平和が砂上の楼閣であることを感じている人は少ない。
北九州~北海道~東北と続く豪雨はただの偶然ではないと思う。