<北海道>登山の女性と救急隊員が滑落 1人死亡1人意識不明
6/23(土) 22:31配信
HTBニュース
大雪山国立公園の中にある上川町愛山渓の村雨の滝付近で、23日に登山中の女性が滑落し、死亡しました。また消防隊員も救助の際に滑落し、意識不明の重体です
午前11時半前、上川町愛山渓の「村雨の滝」付近で、「妻が負傷して歩けない」と、一緒に登山をしていた夫から、消防に通報がありました。電話を終えて、夫が妻の江別市の助産婦、河野千賀子さん(56)がいた場所に戻ったところ、河野さんが滝の下付近に落下しているのが見つかったということです。河野さんは道警のヘリで病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
またこの事故で、上川消防署の32歳の男性隊員が、河野さんを救助に行く際に、滝の下近くに滑落しました。男性隊員はドクターヘリで病院に搬送されましたが、意識不明の重体です。現場は、雪が多く残っている場所で、警察は事故の原因を詳しく調べています。
HTB北海道テレビ
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歩けないけど、戻ってみたら落下していた。
よく解らない。
雪崩の対処法教えず=引率教諭「安全と判断」-8人死亡で謝罪・栃木
講習会は県高校体育連盟主催で、積雪期の登山に必要な知識や技術を習得するため、県内から7校が参加していた。
猪瀬教諭は、雪をかき分けて道を作りながら進むラッセル訓練を行ったことについて、「絶対安全だと判断したが、こういう事態になったことを反省しなければならない」と
謝罪(?)。登山からラッセル訓練への予定変更は、自身を含め講師役の教諭3人で話し合って決めたといい、「過去の経験から安全だと思った」と述べた。
雪崩が起きた場合の対処方法は、今回の講習で教えていなかったと明かし、「雪崩の危険がある場所には行かないのが大前提だった」と釈明した。
植木校長も「あってはならない痛ましい事故になってしまい、心からおわびする」と謝罪。原因究明には「誠意をもって協力する」と述べた。同校の山岳部は当面活動を中止する。(2017/03/29-20:54)
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この会見の一部をテレビで見たが、正直、唖然とした。第一に、この責任者は
現場から離れたホテルにいたという。なのにどうして絶対安全と判断出来たのか。
そして、現場にいた2人の教師の名前を挙げ、彼らに責任を押し付けようとしてる
印象を受けた。第二に途中少し言葉につまり、少し間が空き、言葉を選んでいる
ようだったが、続けて出てきた言葉は、判断に誤りがあったことを認め、謝罪するのかと
思いきや、「反省しなければならない」というこの深刻な事態を、他人事みたいな言葉で
謝罪してるかのように表現した。私にとっては何とも違和感のある会見だった。本来責任感の
ある真っ当な人間なら、判断ミスを認め、申し訳ございませんでしたとハッキリ謝罪するのが
スジだと思うのだが、この教師は、この先遺族から訴訟を起こされ、責任を問われることを
見越しているのか、ハッキリ判断ミスを認めることも、遺族に対して謝罪する言葉も
無かった。
御嶽山噴火、不明者の総数つかめず
長野、岐阜両県にまたがる御嶽山(おんたけさん)(3067メートル)の噴火で、長野県警は29日、山頂の剣ヶ峰付近から心肺停止状態の8人を収容し、全員の死亡を確認した。(読売新聞)
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何とも痛ましく悲しい事故で何とコメントしていいのか
分かりません。
ただただ、
ご冥福を祈ります
としか言いようがありません。
ある人が言ってた「教訓が生かされていない」
その通りだと思います。
不明登山家の遺体発見=北アルプス・槍ケ岳―長野
長野県警は7日、長野・岐阜両県にまたがる北アルプス・槍ケ岳(3180メートル)の槍沢付近で男性遺体が見つかり、行方不明になっていた著名登山家で山岳ガイドの名越実さん(65)=広島市安佐北区あさひが丘=と確認したと発表した。(時事通信)
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毎年必ず海や山で誰かが事故で亡くなります。
山では年齢層が青年期中期以降に偏っています。
私の言う青年期中期とは30代から50代を指しますが、
30代はともかく、40代以降は劇的に体力、筋力が衰えていく
ようです。私も45歳ごろ仕事してて力が無くなったなぁと感じ始めたし、
50代以降は年々筋力の衰えが加速してるように感じます。
毎年海や山の事故が絶えないわけですが、その原因の一つに
体力の衰えに対して、そのレベルに相応しい山を選択する判断力の
無さががあると思います。
登山家であれば普段からトレーニングして体力には自信があるのかも
知れませんが、それでも20代30代の持久力、瞬発力を維持するのは
無理と思われます。なので、山に登る前に、自分の体力にみあった山で
あるかどうかの判断力、それに加え天候の変化から、起こりうる
現象を予測する判断力。+危険と感じたら無念でも中止にする判断力。
自然を相手にする登山家ならそれくらいの判断力を研ぎ澄まさなければ
事故はなくならないのではないでしょうか。