ひかり

健康の事、環境の事、趣味の事…

Commensal のスープ、ノンベジの方々と上手く付き合うために

2017年04月01日 | 食品/飲料


義母宅への里帰り時の写真が続きます。

さて、写真は、スーパーで買ったスープ。
左は、ココナッツカレースープ、右は、ミネストローネです。

コモンサールは、スープなどのベジタリアン料理をこのようにパックされた状態で作っている会社です。
トロントでは、見かけません。主にケベックで、販売されているのでしょうか。
(ホームページによると、スープの他に、ソース、シチュー、冷凍食品もあるそうですが、私は、
まだ現物を見たことがありません。)

電子レンジで容器のまま温められるので便利ですし、
鍋に移して、温めても美味しくいただけました。

二人分くらいの量ですので、一人で食べるとスープと少しのパンだけで満足します。
あまり加工食品は、買わないほうがいいのかもしれませんが、
今回は、義母宅にお邪魔していたし、用事もあって料理に時間がかけられず、大助かりでした。
冷蔵/冷凍食品ですので、保存もきくし、前もって準備しておけば、便利だと思います。

ビーガンはある意味、厄介なんですよね、他の人と食事を共にする場合は、特に。
なので、義母にも必要以上に負担をかけることがなく、ありがたい商品です。

〜〜〜
(食事中の方は、後ほど。。。)

そもそも、みんなと食事する時くらいは、みんなと同じものを食べる心構えでビーガンになりました。
出されたものは、有り難く頂こうと。
それが、どっこい、胃腸が受け付けなくなってしまうんです。
知らずに美味しく食べても、30分くらいすると異変が起こります。
イカリングを ”まあ、大丈夫だろう”と思って頂いた時は、トイレに居座らないといけない事態に。
しかも、体の調子を元に戻すのに1週間くらいかかってしまいました。
なので、もし、牛肉や豚肉をたんまり食べたら、どうなるか???恐ろしくて手が出せません。
七転八倒するだけならいいけれど。

そういうわけで、面倒ですが、こうして準備しないといけない。
ビーガンではない方との食事となると、申し訳なくなりますが、
無理に食べる方が逆に迷惑になるので、伝えなければなりません。

幸い、私の家族は、殆どと言って良いほど理解してくれていて、去年日本に一時帰国した際も、
殆どの知り合いの方や友達も理解してくださって、有難いどころか驚いたほどでした。
ちょっとだけ嫌味っぽく言われたのは、なぜか、ベジタリアン傾向の友達一人だけ。
全員に理解してもらう方が無理ですから、これでいいのだ。
(結果全く理解してもらえなかった???叔父もいますが、諸事情で止むをえず。コミュニケーションが十分に取れなかったのも理由になるので、必要以上に気にしませんでした。
あと一人、全く理解してもらえないという訳ではないけれど、時々水掛け論になる相手もいますが、この場合は、身体的な理由がありうるので、諦めることも大事だと思っています。)


ビーガンと言う情報が、ほんの少しでも皆さんの幸せのエッセンスになればと願い、
これからも、このブログも綴っていこうと思います。
そして、この気持ちが、私の周りの人たちに通じたから、理解してもらえたのかな???と思っていいかな?



ビーガン、ベジタリアンの皆さん
周りの人たちに理解されず、お互いのストレスになったりして困っていませんか。
押し付けるつもりは、全くありませんが、何らかのご参考になればと思い、
ノンベジの方々と上手く付き合うために個人的に注意していることを
次の通りまとめてみます。

1)出されたものは、有り難く頂く気持ちはあることを伝える。
2)自分の信念とは裏腹に、胃腸が受け付けないことを伝える。
3)美味しく頂けると思うけれども、かえってご迷惑になることを伝える。
4)他人に押し付けず、他人を批判せず
5)ほ〜んの少しでも、人様のお役に立てれば 何らかのお役に立てれば…
6)自分のためではなく、動物や植物の命のため、そして、地球環境のために行う


1、2、3は、必ず前もって伝えるべきだと思っています。
特に、料理してくれる人を前にする時、
「好き嫌い言わんと、なんでも食べろ!私の料理が食べられへんのか!折角、時間もお金も使って準備したのに!」と不必要に相手を怒らせることになりかねません。
食べ物を大事にする文化の日本では、特に。
好き嫌いせずに、米一粒でも残さず有り難く頂く文化が根っこにありますから。

4は、ベジタリアンやビーガンを公に推進することを否定しているのではなく、
あくまでも、みんなと楽しく食事をすることが目的の場合、
例えば、肉が大好きな友達に「肉食はダメ」と批判してしまっては、
折角の楽しい時間が最悪の場になりかねませんし、大事な友を失うことにも。
だからと言って、”人間には、何を食べるかを選択する権利がある!”とも思ってはいませんし、
それは、傲慢な考え方だと、私は思いますが、
一方、人はそれぞれの考え方があって、それは、尊重されるべきだと思うのです。

5、6は、勿論伝えなくていいこと、というよりも、伝えずに心に秘めておくこと。
(なので、本当は、私も、胸の中にしまっておいて、このブログでも書くべきことではないと思いますが、
困っておられる、ビーガン、ベジタリアンの皆さんのお役に立てればと思い、あえて記してみました。
志とも言えないほどの恥ずかしい内容ですが、ご参考になれば幸いです。)

5は、例えば、体調が良くなく、困っている友達がいて、
ビーガンである私の情報が、いつか将来、何かの良いきっかけになるかも知れない???
(しかしながら、相手が求めてもいないのに、一方程に色々と話したりしない。)

6は、動物を食べることは、多くの植物の命も間接的に犠牲にしていること。
これは、ベジタリアン/ビーガンの方には、釈迦に説法ですが、
ノンベジの方に、
「あなたたちは、やっぱり野菜を食べるんだから、野菜だって命じゃない。あなたも命を犠牲にしてるじゃない。」と意見されることがあります。
ごもっともです。だからこそ、
甲田先生は、”少食”にしなさいと仰っていました。野菜の命も大事にしなさいと。
しかし、例えば、牛さんは、たくさんの牧草を食べて大きくなりますから、
牛肉を食することは、餌である牧草の命も大量に犠牲にしているということを
このノンベジの方は、忘れておられるのです。

そして、6の”自分のために行わない”というのは、
前向きにベジタリアン/ビーガンライフに向き合うための秘訣でしょうか。
そして、長く無理なく続けられる秘訣でもあると思います。

人は、自分のためにすることに
価値を見いだせませんし、長続きもしませんし、間違った道を選択してしまう恐れもあります。
「健康になりたいけど、美しくなりたけど、やっぱりや〜めた。」
「好きなものを食べるのが、やっぱりメンタル的にも良いもん。」
「やっぱり、なんでも食べないと、いろんな栄養を摂れないもん。肉にしかない栄養もあるんだし。」
色々と理由をつけることもできて、ノンベジに戻ろうかと迷ったり、戻ったり。

もしお肉が食べたいのに、無理してビーガンの食事をして辛そうにしていたら、本末転倒ですし、
周りもハッピーでいられません。
なので、自分のためにしないことが前提だとかえって楽なのです。

止むをえず、ご病気で甲田療法などを実行されておられる場合も、
ご自分の選択で、その療法を行っていることに”してみる”のは、如何でしょうか。
とても、とても、おこがましいですが。

甲田療法は、療法として、素晴らしいものだと思います。
ただ、甲田先生は、本当は、療法としてだけではなく、
甲田療法を通じて思想や信念を世に伝えたいと思っておられたのではないかと感じるのです。
だから、甲田先生の写真を拝見するだけで、無意識に熱い涙が湧き上がってくるのではないかと思うのです。

ビーガン/ベジタリアンの皆さんも、そしてノンベジの皆さんもお互いに理解し合えます様に…。


では、また明日。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
と言うよりも、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と断言しました。)



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