ひかり

健康の事、環境の事、趣味の事…

シュガーシャックでの体験

2017年03月29日 | カナダ


昨日は、写真のみの投稿でせっかく来てくださった方、ごめんなさい。

〜〜〜

さて、義姉がシュガーシャックに家族で行く予定を立てていると夫が聞き、
それに合わせて、私たちは、今回、義母宅へ里帰りしました。

モントリオールから、東へ車で行ったところにある、シュガーシャック。
高速道路をおりて、一般の道を走り、暫くすると、
このシュガーシャックの看板が見え、そこからは、舗装していない道に…。
道の両脇には、メープルの林があって、
それらのメープルの木の幹にシロップを取るためのバケツがつけられているのが車から見えます。
そんな林の中を少し進むと、シュガーシャックの建物が目の前に。

道が舗装されておらず、雪も溶けかけていたので、
駐車場は、足元が泥でゆるゆるでした。
他の施設には行ったことがないのですが、
こちらへ行かれる方は、泥がついても大丈夫な靴、
万が一、転んでも大丈夫な普段着で行かれる方がいいと思います。

さて、話が少しそれてしまいましたが、
建物の中に入ると、暖房が効いた暖かな広い空間に、沢山のテーブルがセットされていて、
ランチが頂ける準備がされていました。
そして、メープルシロップなどの商品も勿論売られています。

私たちは、恐らく、一番乗りで、オーナーさんから、色々とお話が聞けました。
日本のテレビ番組が取材に来たとのことで、その動画も見せて頂けたり、
日本の雑誌にも載ったとのことで、それも見せてくださり、
日本の女性がメープルシロップを使ったレシピを本にされていて、それも見せてくださいました。
こちらのオーナーさんは、笑顔もとても優しい、素敵なお方で、この日は、私は、唯一の日本人でしたけれど、
何だか逆に得した気分にさせて下さる程のおもてなしを受けました。

そうこうしていると、お客さんがどんどん到着して集まってきて、お昼の時間になり、
指定されたテーブルにつきます。
まず、豆のスープ(ビーガンではありません)が配られて、
次は、ビュッフェ形式で、自分の好きなものを取りに行きます。
おかわりも自由でした。
夫曰く、ハムが特に美味しかったそうです。
ビーガンの私は、念のため、サンドイッチを作って持って行きましたが、
1つ目の写真の通り、グリーンサラダ、ビーツ、ピクルス、コールスローも頂きました。
テーブルには、パンとメープルシロップも置かれていて、サンドイッチがなくても大丈夫だったも。
サラダに、シロップを少しかけて、頂きました!

その後は、デザートで、何品もあり、これもビュッフェ形式で自分で取りに行きます。
デザートは、ビーガン向けではありませんが、
特に珍しいのが、メープルシロップを温めた中に、ドーナツ生地を落として作る、お菓子。
Grands-pères dans l'sirop(シロップの中のおじいちゃん)は、シュガーシャックならではの贅沢メニューです。
だって、鍋にシロップを沢山入れて、その中で煮込むんですもの。
夫の満足な顔と言ったら…。
きっと甘いのでしょうけれど、メープルシロップは、比較的甘さが控えめですし風味が素晴らしいですから、
ビーガンでない方は、是非召し上がってみてください。

そして、最後に、デッキでメープルトフィータイム!
この場合のメープルトフィーとは、
雪の上に熱したメープルシロップを垂らし、
それを木の棒にくるくると絡めて飴を作るもの。
食感は、日本で言うところの、水飴のような感じです。
個人的には、飴とか甘いものは余り好んでは頂かないのですが、
このメープルトフィーは、とても美味しく、甘いものが苦手な私も、おかわりしてしまいました。
そして、嬉しかったのが、
オーナーさんが、全部管理して作ってくださっているので、
誰かが、使用済みの棒を再び使うことなどなく、清潔で安心して美味しく頂くことができました。

以上が、シュガーシャックでの体験になりますが、
こちらの小屋では、メープルシロップは作られておらず、
シロップの作り方の説明などは、特にありませんでしたが、
食堂の横には、ちゃんとメープルシロップを煮詰める大きな釜がありました。
ただ、こちらは、私たちが行った時には、稼働していませんでした。
きっと別に工場があって、繁忙期には、24時間体制で煮詰め作業がなされるのでしょう。
その時は、こちらの機械もフル回転された感じのような佇まいでした。

姪の彼の話によると、メープルウォーターが大量に採れても、煮詰め作業追いつかないと、
採取したメープルウォーターを廃棄することになるとのことでした。
短期間だけの集中作業ですから、大変なのですね。
だから、最近は、メープルウォーターだけを販売するようにもなったのかな???と夫。
この日、義兄が自宅で採れたメープルウォーターを持ってきてくれましたが、
やっぱり裏切らない、全く癖がなく、ほんのり甘く、むっちゃ美味しい。
樹液なので、どこか青草んじゃないか?とか想像しがちですが、全く臭みもないどころか、
ミネラルウォーターもこれくらい癖がないと美味しいのにと思うほどでした。


さて、シュガーシャック体験をされたい方へ。
メープルシロッップの季節は、とても短く、
こちらのシュガーシャックでランチやディナーが頂けるサービスも、
3月の初めから5月の終わりまでです。
事前の予約も必要です。
他の施設のことは解りませんが、おそらく、前もって、予約しないといけないと思いますので、ご注意ください。

シュガーシャックのホームページは、
https://www.cabanedupicbois.com/en/


では、また明日。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
と言うよりも、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と断言しました。)



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