ひかり

健康の事、環境の事、趣味の事…

みなさんに伝えたい その1 おまけ(青山繁晴氏のブログより)

2016年04月13日 | 青山繁晴さん
青山さんのブログを転載します。

転載始め
__________

2016-04-12 10:28:04

みなさんに伝えたい その1 おまけ

▼ひとつ前のエントリー「みなさんに伝えたい その1」で書いた東大の授業について、受講生から印象深いメールをもらっています。
 本人から、このブログにそのまま載せていいというOKをもらいましたから、アップしましょう。
 名前もOKのようですが、それは念のため伏せましょう。


~ここからメールの引用(名前以外は原文のまま)~

 こんばんは。本日、「知力の再構築」を最前列で受講した○○です。講義が終わってからも興奮が冷めず、メールさせていただきます。
 国家に貢献したいという気持ちを持ち、日本最高峰である東大に1浪の末、希望と志を抱いて入学しました。授業を1週間受けただけですので、決めつけることはできないですが、東大での授業には「アカデミィック」という印象を受けました。
 日本屈指の研究者が講義するだけあって、内容は興味深いのですが、何か物足りない気がしてました。
 もちろん重要な気はするのですが、現実の社会通用するものじゃないと。
 以前から存じ上げてた青山先生の講義が東大であると知り、本日迷わず出席しましたが、今日の講義こそが僕の求めていた、考えたかった、学びたかったテーマだったのです。

 国家がなぜ他国に奪われた国民を守れないのか。一度の敗戦で永遠に自虐しつづけなければならないのか。安全保障を論じることがタブーとなるのか。
 僕の考えていた、疑問に思っていたテーマ、現実問題に真正面からぶつかっていく「知の再構築」を受け、聞きながら「これだ!」と体が震えました。
 大学の学問は社会科学であっても、やはり現実とずれてると思います。ですから第一線で生の現場を経験してきた先生の話はリアルで、非常に面白く、今までに経験した講義や人の話の中で一番心に突き刺さりました。

 先生は少ない人数と仰ってましたが、単位を楽に取ろうとして授業を選ぶ同級生も目の当たりにする中、単位が出ない授業に出席し、本気でこのテーマを考えようとする仲間があれだけいることは僕は非常に心強く思い、大学の講義のような、まさに一方的な講義よりも濃密に双方向な対話ができるあの人数や雰囲気も気に入りました。
 これからまだまだたっぷり残されている講義を受けて、夏にどのような自分になっているか非常に楽しみです。もっともっと先生と、講義に出席する仲間と考え抜きたいと思いました。
 駄文ではありますが、非常に魂が揺さぶられた授業だったので思わずメールさせていただきました。
 短い期間ですが、よろしくお願いします。

 東京大学教養学部文科三類 1年 ○○○○

~引用ここまで~


▼授業については、ひとつ前のエントリーを見てください。
 毎週金曜の午後遅めの時間です。
 7月までの半期だけです。
____________

転載終わり


東京大学の問題点は、青山さんが時々少しだけお話しされていましたが、
現役の東大生からこのような話を聞くと、
日本の教育を早くかえないといけないと改めて思わされます。

でも、青山さんの講義が”非常に魂が揺さぶられる”程だった事や
このような素晴らしい志を持った東大生が居てくれる事が解った事は、
何と嬉しい事でしょう。


では、また明日。
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります様に…。
と言うよりも、
皆さんの今、そして未来も、皆さんにとって幸せな時であります。
(それが必ず実現される為に、”祈り”ではなく、”そうである”と断言しました。)



人気ブログランキングへ