新年会

これも私が以前体験したことです。

働いていた代官山の式場で、少年ジャンプの新年会がありました。

ワンピースを始め、有名な漫画家の先生方が多数出席されており、小さい子供なら鼻血を出して喜ぶような、そんな会場内でした。

その時私は、Barカウンターでお客さんにドリンクを作る仕事を担当し、ワインを注いだり、カクテルを作ったりしていました。


会も中盤に差し掛かったころ、1人のむさ苦しい男がBARに来て、「○○を下さい」「はい、どうぞ」といったやり取りをしたような気がします。

「なんか気持ち悪いな、コイツ」と思って対応していたのですが、ドリンクを渡し目が合ったその瞬間、全身に鳥肌と寒気が走りました。（猫が恐怖で、尻尾が逆立つような感じです）

恐怖、というよりは、「凄く気持ち悪い」といった感じで、あまりの寒気に奥に引っ込みました。

同僚からは、「どうしたの？大丈夫？」と心配されるほどでしたが、なぜそうなったかわかりませんでした。


あれは一体なんだったんだろうか・・？と思いつつ過ごしていましたが、後日星椎先生にお会いする機会があり、尋ねました。

すると先生は、「それは悪魔だよ。」と言われました。先生の著書に、「漫画やアニメを書く人には悪魔がたくさんいる」といった内容の事が書かれてありましたが、それを聞いた瞬間、すぐ納得出来ました。相当悪魔が入り込んでいるのだと。

冷静に考えると、マンガも気持ち悪い画を書く人が多いですよね。まさに悪魔っぽい絵と言いますか‥。

我々の住んでいるすぐ間近に、このような悪魔や、悪魔に占領されてしまっている人間がたくさんいるんだと思い、このような事も知らないで、皆悪魔に感化されながら過ごしているんだなー、と恐ろしく思いました。

クワバラ、クワバラ。

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