今回千葉で運転された蒸気機関車はC61形蒸気機関車といい、戦後の機関車不足のおり、D51形のボイラを流用して生まれた急行旅客用機関車です。軸配置は2-C-2の配置でハドソン型と呼ばれています。落成後は東北・九州地区に配置され東北・常磐・奥羽・鹿児島・日豊線で特急・急行を牽引して活躍をしました。1974年に日豊本線での運用を最後に現役を退いていましたが、群馬県伊勢崎市で保存されていた20号機がJR東日本によって動態復元され、今回の千葉での運転となりました。
しかしながら、現役時代はいわゆるハドソン型にあたるC61形、C62形が千葉を走った実績はなく、今回初めて千葉を走ったことになります。
姉ケ崎駅ではSLの点検をかねて長時間停車が過去にもとられており、今回も約1時間にわたり停車し、駅内外で格好の撮影タイムとなっていました。ホームでは列車に同乗してきたJR東日本千葉支社の車掌区・運輸区(千葉車掌区・成田車掌区・木更津運輸区・鴨川運輸区・蘇我運輸区・習志野運輸区)の車掌が各号車ごとに乗務しており、乗車記念に車掌の検札スタンパーによるスタンパーラリーをやっていました。
また定期列車も発着をしているので、安全確保のため通過各駅や停車駅では千葉支社の現場・事務所の職員が総出で、さらには千葉鉄道OB会の方々や千葉県警察の警察官が警備や整理にあたり、このSL運転がJR東日本千葉支社挙げてのイベントになっていることを感じました。
DL号を見送り、五井まで往復したりして時間をつぶし、頃合いを見計らって姉ケ崎駅から歩いて何年か前にもSLを撮ったことのあるポイントへ。今回は田んぼの真ん中に陣取って遠くから撮ってみます。が、この区間は姉ケ崎駅に到着するため絶気運転を行っているので煙は期待できません。が、汽笛を鳴らしてくれたので、汽車らしさは出たかと思います。
かなりの引きの構図ではありますが、千葉らしさは出ているのではと思っております。
蒸気機関車を運転する男たち。機関助士が身を乗り出しています。姉ケ崎駅場内信号機を確認しているのでしょう。
本日は千葉みなとー木更津間で運転された「DL/SL内房100周年記念」号を撮影しに内房線まで行ってきました。木更津発千葉みなと行きがディーゼル機関車牽引のDL号、千葉みなと発木更津行きがC61形蒸気機関車が牽引するSL号となっています。朝出るのが遅かったので姉ケ崎駅に到着すると、すでにDL号が到着していました。
まずはホームに停車中のDL号を撮影します。が、ホームは大変なにぎわい。特に後ろに連結されているSLの周りは黒山の人だかり。戻りの列車の時に撮ることにして、とりあえず牽引機のDE10形を撮ってから、連結されている旧型客車を観察して駅の外へ出ます。ヘッドマークにタヌキがあしらわれているのがかわいいです。
駅から五井駅方向に歩いた県道の下あたりにちょっと入り込んでDL号の発車シーンを撮ります。この列車の直前に内房線・久留里線開通100周年ラッピングを施した209系電車が通過していきました。千葉支社もなかなかの演出をします。最もこちらは気を抜いていたので、撮り逃しましたが…。
舞浜駅で必ずと言っていいほどぬいぐるみを抱えている人を見るディズニーキャラクターです。東京ディズニーシーの人気キャラクター「ダッフィー」。ミニーマウスが長い航海に出るミッキーマウスが寂しくならないように作ったテディベア。ダッフルバッグに入っていたことから「ダッフィー」と名付けられたこのキャラクター。完全に日本のオリジナルで東京ディズニーシーでのみ手に入れられることから、数年前から大爆発的に人気が出たキャラクターです。東京ディズニーシーではミッキーマウスを凌ぐほどの人気ではないでしょうか。
東京ディズニーシーのケープコッドがダッフィーの活躍の場であり、ケープコッドのレストランではダッフィーのショーが開催され、連日長蛇の列ができています。そして植木を入れる容器にもダッフィーが…。
私も柄にもなく、ダッフィーのぬいぐるみバッジをシーに行くたびにちょこちょこと買っており、ゆかりんにあきれかえられています。
これまではスペシャルイベントにはちょこちょこと顔を出す程度でしたが、4月からはミッキーとダッフィーが主役のスプリングイベントが始まる予定です。ますます東京ディズニーシーは賑わいそうです。