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新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

DL/SL内房100周年記念号 3

2012-02-11 20:09:21 | 鉄道

今回千葉で運転された蒸気機関車はC61形蒸気機関車といい、戦後の機関車不足のおり、D51形のボイラを流用して生まれた急行旅客用機関車です。軸配置は2-C-2の配置でハドソン型と呼ばれています。落成後は東北・九州地区に配置され東北・常磐・奥羽・鹿児島・日豊線で特急・急行を牽引して活躍をしました。1974年に日豊本線での運用を最後に現役を退いていましたが、群馬県伊勢崎市で保存されていた20号機がJR東日本によって動態復元され、今回の千葉での運転となりました。
しかしながら、現役時代はいわゆるハドソン型にあたるC61形、C62形が千葉を走った実績はなく、今回初めて千葉を走ったことになります。

姉ケ崎駅ではSLの点検をかねて長時間停車が過去にもとられており、今回も約1時間にわたり停車し、駅内外で格好の撮影タイムとなっていました。ホームでは列車に同乗してきたJR東日本千葉支社の車掌区・運輸区(千葉車掌区・成田車掌区・木更津運輸区・鴨川運輸区・蘇我運輸区・習志野運輸区)の車掌が各号車ごとに乗務しており、乗車記念に車掌の検札スタンパーによるスタンパーラリーをやっていました。
また定期列車も発着をしているので、安全確保のため通過各駅や停車駅では千葉支社の現場・事務所の職員が総出で、さらには千葉鉄道OB会の方々や千葉県警察の警察官が警備や整理にあたり、このSL運転がJR東日本千葉支社挙げてのイベントになっていることを感じました。


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