新・空と鷹と鉄の間に

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鉄道150周年

2022-10-14 18:44:00 | 鉄道



1872年10月14日(旧暦9月18日)、本邦初の鉄道が新橋ー横浜間で開業の日を迎えました。14日は開業式と特別列車の運転のみで、旅客取扱いは翌15日より始まりました。

それから今年で150年。
鉄道は人々の暮らしを変え、時間というものを日本人に意識させました。
開業当時の新橋ー横浜間は53分。現在は京浜東北線の電車で新橋ー桜木町間は41分で結ばれています。



新橋ー桜木町間の開業時からある駅、新橋・品川・川崎・鶴見・桜木町の各駅の京浜東北線の駅名標は鉄道開業150年特別仕様となっています。

開業時の新橋駅のあった場所は汐留シオサイトになっており、復元された旧新橋停車場や0哩標識があります。0哩標識は本邦鉄道の最初の一杭が打たれた場所。鉄道記念物に指定されています。

一方横浜駅のあった桜木町駅には、駅の南側にひっそりと鉄道創業の地の記念碑が立っています。
その記念碑のある北側には先ごろ、新たに150年前にイギリスから輸入された蒸気機関車110号が移設保存されています。1号機関車は交通博物館から鉄道博物館へと保存されていますが、110号機関車は青梅鉄道公園に保存されていたのを復元整備して、横浜の地へ里帰りさせたものです。機関車の周囲には創業時の鉄道の様子などが模型などで展示されています。



新橋駅で忘れてはならないのが、改札内の横須賀線・総武線快速電車乗り場へ通じる階段に飾られたステンドグラス。横須賀線東京ー品川間地下化の際に作られたもので、鉄道創業の地新橋をイメージしたものになっています。





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