新・空と鷹と鉄の間に

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相鉄・JR直通線

2020-01-14 20:00:00 | 鉄道
令和元年11月30日に相模鉄道西谷駅から羽沢横浜国大駅を通って武蔵小杉駅まで相鉄線とJR線が繋がり、埼京線と相鉄線が相互乗り入れを開始しました。3連休の中日に乗りにいってきました。

渋谷から埼京線の電車に乗って向かいます。各駅停車海老名行きをJR線内で見るのは違和感があります。

埼京線は東京臨海高速鉄道りんかい線と相互直通運転をしているので、新木場から利用している私にはおなじみの電車ですが、その案内画面に見慣れない駅名と相鉄線の駅名が表示されているのはやはり違和感があります。
電車は武蔵小杉まで横須賀線・湘南新宿ラインと同じ線路を走り、武蔵小杉駅を発車すると貨物列車の走っている線路に入ります。この埼京線・相鉄線直通運転には東海道貨物線のルートが活用され、鶴見までは横須賀線のルートと並走しますが、鶴見を過ぎて京急花月園前駅付近でトンネルへと入ります。トンネルを出ると第三京浜の下をくぐってJR貨物横浜羽沢駅構内で分岐して羽沢横浜国大駅へと入ってゆきます。

羽沢横浜国大駅はJRと相鉄の境界駅ですが、管理は相鉄が行なっており、駅名標などは相鉄仕様になっています。現在はJRと相鉄の直通ですが、2022年には羽沢横浜国大駅から新横浜駅を経由して日吉駅までがつながる予定で、東急線を介して地下鉄南北線・埼玉高速鉄道線・都営三田線とも直通運転する予定です。

その相鉄仕様の駅にJRの車両が停車するのは違和感を感じます。これまで相鉄線がどことも直通運転をしておらず他社の車両が入ってくることがなかったからでしょうか。

JR線の線路容量の関係で日中は1時間に2本の運転。相鉄線へは特急と各停が交互に運転され、西谷で横浜方面からの快速または特急と連絡、二俣川でいずみ野線への電車と連絡しています。

そんな光景を撮影していると、新宿行きに相鉄の12000系が到着しました。JRのE233系をベースに相鉄風にアレンジされておりYOKOHAMA NAVYBLUE一色に塗られた電車は独特の雰囲気を醸し出しています。

この羽沢横浜国大駅の2番線ホームの駅名標の一つに見ておくべきものがあります。

テレビ朝日系「タモリ倶楽部」で、タモリさん一行が開業前に訪れた際に出演者全員のサインが駅名標に書かれています。青地にオレンジのペンで書かれているのでなかなか見難いですが、見つけるとおおーっという感じになります。

一通りホームを見てから駅舎へ。駅の看板にはきちんとJRと相鉄のロゴが入っています。しかしながら駅構内は閑散としており、この日も明らかに駅目的の乗り鉄の人しかいませんでした。硬券入場券を買って次の特急海老名行きに乗ります。

やってきたのは相鉄12000系。先頭車に乗ると、運転席後ろには鉄が群がっていました。次の西谷まで乗ります。

この相鉄12000系のつり革は今までにない楕円形のつり革。この形がどうやら持ちやすいようで、これからあちこちの鉄道に広がっていくといいですね。
 
 


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