新・空と鷹と鉄の間に

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立山黒部富山の旅〜5

2017-11-10 19:12:21 | 旅行


ロープウェイに乗って大観峰駅に1017に到着しました。早速展望デッキへ…と思っていたら、積雪のため屋上展望デッキは閉鎖しました。との表示。大観峰駅の展望デッキからの眺めを楽しみにしてきたのですが、閉鎖とあれば致し方ありません。幸い除雪されている展望スペースがあったので、そこから後立山連峰と黒部湖の景色を眺めておきます。黒部湖の緑色の姿がなんとも言えません。

とりあえずやることがなくなってしまったので、予定より30分早い1045発のトロリーバスに乗って室堂へ向かうことにします。トロリーの発車の時間まで売店をぶらぶら。珍しく自分用にお土産なんかを買ったりしました。ここで今まで感じなかった高所であることを知らせるものをみつけてしまいました。

パンパンに膨らんでいます。この大観峰駅は標高2316mの地点にあり、標高が高いと気圧が低くなるため、空気が充填されているお菓子の袋などは膨張してしまいます。そしてそれは、飲みかけのペットボトルも。松本駅で購入し飲みかけでペットボトルカバーの中に入れて持ち歩いていたお茶のペットボトルを、飲もうとキャップをひねると、お茶なのに「プシューッ」と空気が抜ける音がしました。中の空気が膨張していて気圧差で開けた時に一気に解放されたのですね。

1045発のトロリーバスは3台編成。後ろの方に並んだからでしょうか、こちらでも2号車にご案内されました。
立山トンネルトロリーバスは大観峰と室堂の間を結ぶ立山トンネル内を走るバスで、アルペンルート開業時は通常のバスが走っていました。しかし乗客の増加による運行回数の増大により排気ガス滞留が発生し、環境保護の観点から1996年にトロリーバスに置き換えられました。

立山トンネルは立山の直下を貫通しており、こちらにも破砕帯が存在していました。その破砕帯の区間は立山トンネルでも青色で彩られています。関電トンネルよりも破砕帯は短かったようですぐに通過してしまいます。立山雄山直下の交換所で大観峰行きとすれ違い、1055に室堂駅に到着しました。予定よりも早く着いたのでその余裕時間を室堂散策にあてることにします。室堂ターミナルのコインロッカーに大きな荷物を預けて室堂散策へと出かけます。



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