新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

北の国から2022初秋〜14

2022-10-18 20:20:32 | 旅行

ホテルへ戻って朝食をいただいてから、出発の準備をします。不要な荷物やお土産などは箱に詰めてゆうパックで自宅へ送ります。一度稚内郵便局へ行って荷物を出してから部屋へ戻って支度を済ませて9時前にチェックアウト。11時までのレンタカー返却時間まで稚内市内の郵便局巡りします。地図を見ながらおよそ旅行貯金の人間が訪れるとは思えない町の小さな郵便局まで巡り、10時半ごろに稚内駅近くのレンタカー店へ戻ってレンタカーを返却。乗車する特急サロベツ4号の発車まで時間があるので、駅近くをぶらぶらします。

まずは稚内港北防波堤ドームへ。稚内港の防波堤と稚泊連絡船と鉄道の駅との乗り換え通路として1936年に完成した北防波堤ドーム。戦前は稚泊連絡船と鉄道の乗り換え客の通路として、戦後も利礼航路が発着する稚内港の防波堤として稚内港を守り続けています。

防波堤としては珍しいドーム状の形状となっており、古代ギリシア建築を彷彿とさせるようなエンタシス状の柱列が印象的です。歩いてもいけそうですが、やめにして外観を見るだけにします。

北防波堤ドームと宿泊したサフィールホテル稚内です。

北防波堤ドーム近くの道路標識。北海道では青看と呼ぶそうです。やたらと情報量が多く、一瞬で理解するのはちょっと無理かと思われます。

わっかいでもう一つ印象的だったのが、こちらの道路標識。ローマ字表記の他にロシア語表記も併設されているのは、サハリンが近い稚内らしい道路標識です。

日本最北の御朱印のいただける北門神社にもお参り。有人の神社では日本最北の地にあるそうです。この先の旅の安全を祈願しておきました。ちなみに日本最北の無人の神社は宗谷岬のすぐそばにあります。

北防波堤ドーム、北門神社と歩いてもまだお昼前。しばらく港の岸壁に出てぼーっとします。吹く風は冷たく、歩いて火照った体もクールダウン。青空が気持ちいいです。

お昼は道の駅わっかないの食堂で稚内ザンギ定食をいただきます。ザンギは北海道の呼び方で鶏の唐揚げ。揚げたてアツアツのザンギを美味しくいただきました。

札幌からの特急宗谷号は8分ほど遅れて到着。あまり遅れてもらうと旭川での乗り継ぎに影響するのですが、折り返しのサロベツ号は定刻での運転とのこと。2日前に同じ列車に乗って着いたので、ほぼ48時間の最北の地での滞在が終わったことになります。
 


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