新・空と鷹と鉄の間に

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三連休・函館パスの旅〜2

2020-07-28 20:03:00 | 旅行

秋田駅から乗車するのは五能線経由弘前行き快速リゾートしらかみ3号です。3年前の海の日連休の時に青森から乗り換えながら秋田まで乗りましたが、今回は弘前まで乗り通してみようと思っています。発車は1051なので東京0632発のこまち1号でも間に合うのですが、ゆっくり乗り換えたかったので臨時のこまち49号でやって来ました。

乗車編成はリゾートしらかみくまげら編成。キハ48形気動車を改造した編成です。前回は青森から十二湖まで乗車しました。

1号車と4号車はキハ40系改造のリゾート車両と同様に前面展望できるような形に改造されています。

が、2号車と3号車の中間部にある運転台は種車そのままとなって連結されています。運転台の機能は残っているので切り離して運転できますが、実質4両固定編成になっています。ちなみにリゾートしらかみ号は全車指定席で1・3・4号車はリクライニングシートですがシートピッチがかなり広くゆったりとしています。2号車は4人ボックスシート車となっています。

えきねっと予約で指定されたのはその2号車のボックス席。ボックス席とはいえども混雑時には相席になるので、どうかと思いましたが、意を決してボックス席で過ごすことにします。とりあえず東京を32分後に出て来ているこまち1号の到着を待ってみますが、相席は来ないようです。

1051に定刻に秋田を発車。秋田駅発車時に駅員さんが数人お見送りをしていました。指定されている席が東能代までは進行方向なので、とりあえずそちらに座り車窓を眺めます。

土崎駅手前では秋田車両センターの脇を通過。土崎工場といったほうがわかる世代もあるかもしれませんね。秋田車両センターでは首都圏で活躍する車両の改造も行われているので、当地では見られない黄色の帯の通勤電車や武田菱を纏った特急電車の姿が。

このボックス席は五能線で海側に来る方にボックス席が作られており、片通路式になっています。その姿はかつての開放式B寝台のよう。座席自体も広げることができるようになっており、4人グループで座面をフラットにすればくつろいで車窓を楽しむことができます。八郎潟を発車してから横になってみました。やや狭いですが気分は寝台車。乗りごごちも寝台特急のようです。床下からはエンジン音がするのはちょっと違いますが。寝っ転がって見る車窓もいいものです。青空も見えてきました。

1145に東能代に到着。列車はここで進行方向を変えて五能線に入る為、9分間停車します。ホームに降りて写真を撮ります。他の乗客も降りてきて写真を撮っていました。その間に元カシオペアカラーのEF510型電気機関車に牽引された貨物列車が発車して行きました。

五能線起点駅の表示とリゾートしらかみくまげら編成を模した待合室。待合室の中には能代市の特産品などが紹介されていました。1154に東能代を発車。この先は乗ってこないと判断してボックス席を独り占めすることにします。もちろん進行方向の席に座ります。

発車してすぐですが次の能代駅に1159に到着。ここでは17分停車し、上りのリゾートしらかみ2号との交換待ち合わせをします。

能代といえば高校バスケットの名門校能代工業高校のある街。残念ながら能代工業高校は2021年に能代西高校と合併の上閉校となってしまう予定です。ホームにもバスケットに関連する展示がある他、

ホームにはバスケットゴールがあります。このリゾートしらかみ3号の17分間の停車時間を使ってスローイング体験ができることになっていますが、時節柄中止になっていました。

能代駅の駅名標にもバスケットボールが書かれているほど、バスケット推しの能代駅です。17分間の停車中に駅の外へ出ても良いみたいなので、イベントがなく手持ち無沙汰な乗客も三々五々改札を出て駅前に出ていました。こちらは駅の外へ出てマンホール探し。

駅を出てすぐそばにありました。しかもカラーマンホールです。能代の夏の風物詩ねぶ流しの城郭型灯篭のシャチがデザインされているそうです。駅前を少し歩いてから列車へ戻ります。


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