新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

北の国から2024秋〜6

2024-10-07 20:53:56 | 旅行
函館駅に到着しました。とはいえおよそ1時間ほどしか滞在時間はありません。お昼を過ぎましたが、とりあえず改札の外へ出てみます。

函館の駅前に出てみると、人が多いです。駅前で記念写真を撮る人の多いこと。函館の観光客が多いとは聞いていましたが、これだけ人の多い函館は初めてです。映画の影響もあるようですが、オーバーツーリズムになっているそうです。

函館駅にあるイカの郵便ポストと0キロポスト。北海道の鉄道はここから始まっています。
お昼時なので函館ラーメンでも食べようかと思いますが、どこも行列ができていてオーバーツーリーズムを実感。函館朝市の方角を見ても観光客が並んでいるのが見えるので、昼食を食べることは諦めます。

函館駅前の交差点へ行ってみるとちょうど箱館ハイカラ號がやってきました。とりあえず写真を撮ってから港の方へと行ってみます。

青函連絡船の桟橋跡に新たにクルーズ船の着岸できる桟橋とターミナルができ、この日もクルーズ船が停泊しています。シーボーン・オデッセイというイタリアのクルーズ船ですが2023年に商船三井が購入、しばらくは同名のままクルーズ船として活躍しますが、2024年末をめどに改装の上、ふじ丸を運航する商船三井クルーズに移籍して。MITSUI OCEAN FUJIと改名する予定です。ということは、貴重なシーンを撮影できたということでしょうか。

手前には青函連絡船摩周丸の姿が。総トン数では4分の1の大きさですが、後ろのクルーズ船にも負けていない迫力を感じるのは贔屓目でしょうか。さすがにこの摩周丸のあたりには人がいなく、しばらく涼しい風を感じながら函館の港を眺めます。

目の前には函館山と元町地域。有名な八幡坂もしっかり確認できます。しばらく涼みながら函館の街を眺めてから駅へ戻ります。駅へ戻って函館駅弁みかどの売店でお弁当を買います。

乗車するのは函館1341発札幌ゆき特急ニセコ号。小樽経由ということで長万部からは室蘭・千歳線経由ではなく、函館本線経由で札幌へ向かいます。

札幌からやってくるニセコ号を撮ろうと到着ホームの隣のホームでしばし待機。

1323定刻にニセコ号が到着。キハ261系5000番台のはまなす編成です。函館人気の効果でしょうか、かなりの乗客が下車して来ました。札幌からは圧倒的に特急北斗の方が早いのですが、列車を楽しんで来た人たちでしょう。

函館本線の0キロポストとともに。ちなみに裏に書かれている数字は実際の0キロ地点との差異を示したもの。実際の0キロ地点とは219mの差があるという意味です。この数字の違いはかつて函館駅のホームは青函連絡船桟橋の方まで伸びていて、桟橋の方に0キロポストが打たれており、青函連絡船終航・青函トンネル開通とともに、函館駅ホームが短縮されたことにより全体的に北東方向へ移動した形になり、0キロポストの位置も変更されている歴史をこの数字が物語っています。