新・空と鷹と鉄の間に

ヒコーキ、ホークス、鉄道好きのブログです。

行くぜ、東北。冬のごほうび〜6

2018-03-06 20:28:03 | 旅行

仙台空港から仙台へ戻り、荷物を回収して新幹線ホームへ。仙台1144発東京ゆきやまびこ138号に乗ります。朝方は空席も多数あったのですが、乗ってみると満席に近い状態でした。雪の仙台を定刻に発車。
仙台を出ても雪景色は続き、時折雪が激しく降ってきます。そんな中でも新幹線は雪を蹴散らして疾走。福島で山形からやってきたつばさ138号を連結しますが、そのつばさ号の雪落としのために福島駅を2分遅れて発車。目的地の郡山駅にはやはり2分遅れの1232に到着。予想に反して郡山も雪が激しく降っていました。

お昼ごはんを買って磐越東線ホームに行くと、激しく雪が降り、あっという間に軌道に敷かれている砂利が白くなっていきます。雪を避けるようにホームで待っていると1317発の磐越東線いわきゆきは車庫から回送されてきました。

発車を待っている間にも雪は降り続けています。新幹線からの乗り換え客もやってきて車内はなかなかの乗車っぷりです。遅れている東北本線普通列車からの乗り継ぎ客を待って3分遅れの1320頃に郡山駅を発車。

郡山駅のホームを離れてすぐに四季島とすれ違いました。

郡山を発車した時には車窓は雪景色でした。三春、船引と停車するたびに乗客が降りてゆき、車内は次第に閑散としてゆきます。そのせいでしょうか、なんとなく車内が寒い感じがしたので脱いだジャケットを膝にかけておきます。そして車窓の雪も次第に薄くなり、小野新町駅に到着する頃には雪も止んでいました。さらに列車は進み中通りから浜通りへの峠を越えると、天気が一転。お日様も出てきて、今までと車窓がガラリと変わります。そんな光景に驚きつつ過ごしていると、いつの間にか定刻運転に戻ったらしく、終点いわきには1452に到着。常磐線に乗り換えます。

いわきからは1518発品川行き特急ひたち20号に乗って帰ります。


この列車もご褒美ということでグリーン車を押さえてあります。5号車グリーン車に乗って東京までの時間をのんびりと過ごすことにします。1518にいわきを発車。空いているかと思いきや意外にも乗客があり、停車駅ごとに乗ってきます。

勿来駅を通過し、太平洋を見ると東北地方から関東地方へ。茨城県に入るとなんだか戻ってきた感じがあるのは、気のせいでしょうか。
だいぶ日も傾いてきた中、1627に水戸に到着。水戸からは隣席も乗ってきました。水戸から上野までひたち号はノンストップで走るので、しばし目を瞑って寝ることにします。グリーン車の座席に身を預けてしばらく眠っているうちに列車は藤代ー取手間のデットセクションを通過して交直切り替えを済ませたところでした。取手駅を通過するとすぐに利根川を渡り千葉県に入ります。千葉県に入ったとはいえすぐに抜けて東京へ出るのですが、なんとなく旅も終わる気がします。江戸川を渡り、夕日に照らされた東京スカイツリーを見ると上野駅に到着。かつてはここで降りて山手線に乗り換えていましたが、上野東京ライン開業のおかげで常磐線特急に乗ったまま東京駅まで行けるようになりました。東京駅には1737に到着。品川へ向けて発車する列車を見送って、京葉線に乗って帰宅しました。